昨日、息子夫婦が面白いところに連れて行ってくれた。
私が文房具が大好きなことを知ってるからだ。
そこは、多摩川をはさんですぐのところ。
いわゆる、「ほぼ東京」と言われている川崎市の青葉台にある。
緑豊かな、暮らしやすそうないいところだ。
館内は、文房具と本屋さんに分かれていて、ドトールが入っているから、疲れた足を休めることもできる。
大きな窓の外には、駅に行く道があるのか、お散歩とは違った歩き方の人を見ることができる。
私は、そこで、「万年筆」を買った。
持ち手がボールペンとは違って、太く、手に優しい。
「万年筆」と言えば、父は入学するたびに、お祝いとして贈ってくれたものだ。
初めは、高校入学の時。
デパートの文房具売り場で、パイロットの万年筆だった。
そして、高校卒業の時は、銀座の伊東屋で、パーカーの万年筆を。
なんか、大人になった気がして嬉しかった。
パーカーの万年筆は、書体もやや、太く、持ち手もがっちりとして、いかにも万年筆…と言った感じだった。
ちょうど、松本清張氏の原稿を本で見たときだったので、原稿用紙から、はみ出んばかりの書体に、憧れたものだ。
私としては、ちょっと女性向なシェーファーの万年筆が好みだったが、父の選んでくれたパーカーも、重厚感があってよかった。
後年、仲良しさんと、お互いの万年筆を交換することになり、父の大切な万年筆は彼女のもとに。
大人になってから、「なんて浅はかなことを!」と後悔したけれど…。
父には、とても言えなかった。
昨日、文具売り場で、久しぶりに、パーカーの万年筆を見た。
そこには垂涎物のモンブランもシェーファーもあって、しばし、高級な万年筆を眺めていた。
今の私に買えるのは、パイロットの万年筆。
手に取って、まんざらでもない触感に、即、購入決定!
また、いつの日か、父の選んでくれたパーカーを買おう…。
お父さん! 馬鹿な私を許してね!
そんなことありません。
殿方が、ちょっと、署名するとき、胸ポケットから、万年筆を出して書く…。
素敵な光景だと思いませんか!
ジンさんにはお似合いだと思いますよ♬
素敵すぎて、ひっくり返っちゃう!(笑)
やはり、マダムさんはおしゃれです!
丸善とか、伊東屋に行くと、買いもしないのに、万年筆売り場をうろうろする私です!
(⌒▽⌒)アハハ!🖊
お気に入りのペンで書くと、字がきれいに見えるから不思議!(笑)
いつもは、細字の毛筆ペンを愛用してました。
中字の万年筆は、ちょうど同じくらいの書体に。
孫たちのお祝いは、現金。 万年筆は贈りませんでした。
今は、鉛筆すら、硬さがうるさくて…。
お祝いの袋の華やかさは、そんな味気無さをカバーしてるのかな…。
おじいさまは、素敵な方だったのね~。
東京には大きな文具店がたくさんあるでしょう~?
文具売り場の前では、しばし、時間が止まってしまいます。
えんじ色のパイロットの万年筆。
何やら、高校生に戻ったようです♬
後に私が貰ったのではなく、多分父が貰ったものだと思いますが、モンブランのワインレッド。卒論の清書などに使っていました。結婚した当たりから、万年筆は使わなくなり、現在どこにあるかなぁ?屋根裏のお宝箱にはいっているかも。
現在はロフトや無印で買ったボールペンを愛用しています。手紙を書かなくなり、提出する書類をたまに書くくらい、字を書かなくなり、忘れています(-_-;)
ちなみに、元職場では10日でボールペンのインクが無くなるくらいよく書いていましたが、どんなに良いペンを持ってきても、アスクルの98円のボールペンをみんなが手に取るんです。これが、一番書きやすいし、綺麗に書けると。文具は値段ではないかもしれませんよ。自分の手に1番合ったペンと出会えると幸せですね。逆に高級な万年筆持っていても、インクが固まってしまったりしてはガッカリですもんね。
万年筆✒️お祝いの定番でしたよねー。
残念ながら私は筆圧が強く使えないのが悲しくて。万年筆って大人って感じしますよね。
筆マメな祖父がモンブランを愛用していました。形見として叔父に。
インクの香が懐かしいですねー。