ゴミの山の中から助け出された妹は、ICU(集中治療室)からHCU(高度治療室)に移された。
驚いたことに、昨日は、車いすに座っていた。
一日、否、半日、発見が遅かったなら、亡くなっていただろうと思われる妹だったのに…。
日本の医学の進歩は凄いものだと、ただただ、感心している。
ろれつの回らなかったしゃべり方も、50%くらいは戻った様子。
甥(私の息子)とは、にこやかに談笑しているのに…。
相変わらず、私には、とがった言葉しか発しない。
私の着てる、濃い若竹色のハーフコートを、けなし始めた。
「お姉ちゃんは、相変わらず、センスないんだから…」
センスのことを言われると、ぐーの音も出ない私だが、このコートだけは貶されたくない思いでいっぱいだった。
このコートは、亡き金沢の友人がホテルの展示会で選んでくれた品だ。
確かに、派手な色は、ちょっと着こなすのは難しいのだが。
憮然とした私を見て、息子が妹に言った。
「このくらい目立つ色のほうが、老人にはいいんだよ!
車の中からも見やすいからね~。 交通事故になりにくいんだ…」
「・・・・・」
息子のやさしさが嬉しかった💕💕
妹さん、悔しいんでしょうね、自分が助けられた事が。まだ、私はちゃんとしてるのに、って思いたいのかなあ。今後が大変ですよ。多分、自宅に帰りたいとおっしゃるのでは?
私なら妹に服の事なんて言われたら、笑っちゃいます。そうなんだー、鏡見てみー、センスあるわなあ(病衣だとして)、と思うだけにしとくかな。
ありすさんのおっしゃる事.なるほど🧐と拝読しました。確かに妹さんはそんな気持ちなのかもしれないですね。しかしすごい回復力で良かったですね。医療機関にも感謝ですね。祖母も母も私に言いました。もっと明るい色を着なさい。特に歳を重ねたら!と。はて?考えたら私はネイビーとかブラックとかグレーとが多いんですよ。着ていて安心するというか?しかし明るい色を着る事は脳にも良いって話を聞いて考えが変わりました。
アミさん息子さんの助け船有り難いですね。