あの、才媛と言われた妹が壊れた…。
幸い、これと言って病気らしい病気のない妹だから、ベッドに寝てるばかり…というわけにもいかないようだ。
始終、一人で病院中を動き回っているようで、看護師さんを悩ましているようだ。
体が元気なことは嬉しいのだが、それに比例するがごとく、頭のほうが…。
あの頭のいい妹が…と思うと、言葉が出ない。
「早く、マンションに戻りたい!」
「とても住める状態ではないので、片づけてからね!」
「・・・・」
「ゴミだらけだけれど、覚えてる~?」
「えっ! それって、誰かが汚したのよ! 私は、そんなことしてないもの…」
「それに、もう、一人では暮らしていけないでしょう~?
介助のある施設(ホーム)を探さなくては…」
「文京区にしてね!」
「お金はどこにあるの! 都心は高いのよ。 とても入れない…」
「・・・・」
若いころ、贅沢三昧だった妹だけれど、父の遺産もあるし、年金も高いし…、
よもや、無一文で姉に負担をかけるとは…。
それにしても、都心のホームのなんと豪華なことか…。
今の日本、お金さえあれば何でもできる。
なんか、哀しい国になってしまったな…。
明日は我が身。 私も、どうなるだろう…。
でも、ご本人が何も憂いてないのが実は幸せです。
しておられると思いますが、かかった費用はタクシー代や電車賃まで、いつ何をしたかも、記録を取っておかれる事をお勧めします。
病院は認知の患者で元気な人は早く出てもらいたい(転んで怪我するとややこしいので)し、この流れで次の病院に行くのよー、と施設に移られると簡単だとは思います。文京区よ、と言って少し郊外の小ぎれいな施設(絶対個室ですし!)にお引越しされるのがよろしいのでは?多分、施設からのお出かけはあまりしない(車で外出するくらい)ので、どこでも一緒です。
騙すようで心苦しいかもしれませんが、良い所を紹介してもらったのよ、良かったね!といえば安心なさいますし。何より息子さんが協力的なのがありがたいですね。
人間って、壊れるんですね!
でも、妹は、まだ、つながるときがあるらしく、そういう時は、哀しそうな顔をします。
半日発見が遅かったら、やばかったよ…と言ったとき、「そのままにしてくれたらよかった…」との言葉。 私、泣きそうになりましたよ。
今、介護認定の申請書。 書いてます。
ひとつづつ、片づけなくては…。
息子が頼りです!!
心中お察しします。
優秀だった妹さんのお姿、お辛いですね。
私の妹は連れ合いを亡くして8年目。独身の息子が一緒に暮らしているので、なんとか元気に過ごしています。どちらがどうなるかは分かりませんが、私たち姉妹の姿を見るようで他人ごとには思えません。明日は我が身。
息子さんが頑張って下さって嬉しいですね。
いつも側に息子さん夫婦がおられるってありがたい。頼りになりますね。
妹さんが時々つながる時がよりお辛いですね。
どうか良いところが見つかりますように。
お優しいお言葉、うれしいです。
ありがとう♬
今、介護認定の用紙が文京区から送られてきました。
わが杉並区は、割と簡単に手続きが済んだような気がしてます。
行政は、区によっても違っていて、厄介です。
早く、退院出来て、新しいホーム(住まい)で暮らせるように、祈りを込めて書いてます。
私は、息子夫婦に囲まれて、本当に幸せだ…と、感謝しています。💕