「身の丈」経営,「身の程」人生

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宮崎在住の蓮尾力氏-「第82回版画展」に出品・2

2014-10-08 08:13:52 | 「身の程」人生

        (出品作品の一部分を掲載)-

 

10月5日(日)~10月19日(日)まで東京都美術館で,一般社団法人日本版画協会主催の「第82回版画展」が開催されています。この展覧会には,宮崎在住の蓮尾力氏も出品しています。


◆ 第82回版画展

2014年10月5日(日)ー10月19日(日)(10月6日(月)休館日) AM9:30ーPM5:30 入場PM5:00まで

・住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園8−36  03-3823-6921

 

 

 

一般社団法人日本版画協会主催の「第82回版画展」- 蓮尾力氏の出品作品


                                    (出品作品の一部分を掲載)-

    

━┓
┃ 蓮尾力さん,曰く・・・  (版画作家・元東京学芸大学教授 ・串間在住)
┗━

 私の作品は、抽象と呼ぶには余りに現実的であり、むしろ具象を装う抽象的表現としか言いようがない。それはテーマが、時にエロスの幻想であったり、海洋ロマンの心象風景であったりするせいか、命あるものの原形を求めているためだと思っている。日本の現代社会が、あたりまえでおゝらかな人間らしさを狭めていく中で、豊かな生の象徴となるイメージこそ大切なもの、と考えている。

              ※ 版画家 / 蓮尾 力    Tsutomu Hasuo    http://www.yelmuseum.info/hasuogaralley/htgallery.html

 



 

◆蓮尾力作品の紹介  「せせらぎ・鳩ノ巣渓谷」 

 

 

 

 版画作家 蓮尾力が制作した 『せせらぎ・鳩ノ巣渓谷』 (平成九年四月)は感動的な名作である。町の風景の本質を的確に捉え、それを深く挟るように活写した作品だからだ。それは単なる風景画ではない。制作者の心の内側に息づく故郷の空と山と川を、鋭角の直線となめらかな曲線の組み合わせで表現したものである。いわばそれは蓮尾芸術のたどり着いた高度の美学的な達成の提示であろう。同時にそれは蓮尾の心の葉に隠されてあるものの表現でもある。  

   - 『ザイデンシュトラーセン―私のもとめた絹の道』  まるみせもあ(鈴木大輔)-まえがき-

 



 

◆蓮尾力作品の紹介  「依田村落陽」 

 

        「依田村落陽」 水彩 2003
                  ※ 『
ザイデンシュトラーセン―私のもとめた絹の道 』 表紙絵



蓮尾力さんの感性を育んだ信州・丸子-1(現 上田市)

 ロケット博士の糸川英夫さんが眠る地,東京オリンピック80メートル障害選手,とんぼ返りで湧かせた故依田郁子さんの生まれ故郷,東宝三人娘の一人,中島そのみさんの出身地,ほんとかウソか定かではないが木曾義仲挙兵の地,今から数十年前,丸子を拠点に約40キロの私鉄路線があったかつて繁栄した地,昭和初期,生糸の日本3大産地の一つであった町。

   
 
営業廃止日の丸子町駅   撮影 小林 宇一郎氏  出典:「鉄道ファン 1969/7 」
【モハ2340】の経歴

山梨交通→上田丸子電鉄→江ノ電→山梨県増穂町の公園に保存

 

 私のホームページでも,丸子のことにふれています。お手すきの時,お目通しください。

  「東信州--丸子町探索・郷愁の上田丸子電鉄
   http://www.geocities.jp/rk_staff/naganokenn/maruko-1.htm



                       ☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*★☆★

蓮尾力さんの感性を育んだ信州・丸子-2(現 上田市)

 信州は,江戸時代から養蚕業が盛んでした。ことに上田・小県地方は,明暦元年(1655)ごろ,丸子町依田川沿岸数十ヘクタールが桑畑に開拓されてから最も早く蚕糸業が発達し,良質な蚕種が生産され,天保年間(1840年頃ろ)には,奥州と肩を並べるほどに発展しました。
 明治初期には,上田・小県地方の生糸生産高は長野県全体の約半分を占め,生糸の一大産地となりました。丸子町では,明治から昭和の初期にかけて,日本有数の製糸業の地として世界に名をはせました。昭和50年代までは,絹紡糸の国生産シェア80%占めていました。 

また,丸子町の信州人参農業協同組合は,昭和8年の開設で生産者団体としての歴史を持つ。また,ここで処理・加工される薬用人参の量は現在,年間150トンで全国の70%を占め,日本一です。
 DVDドライブ(OEM)で高いシェアを持つシナノケンシのような独自技術で存在領域を確保する企業の創業の地でもあります。
 

 

 

 




◆宮崎・笠間市に移住 版画家 蓮尾力氏    (2010-03-02 08:20:10掲載)

 友人の版画家蓮尾力(はすおつとむ・元東京学芸大教授)は,数年前に東京から宮崎県志布志湾を臨む串間市に移住し,精力的に創作活動を続けています。最近の彼からの手紙には,「やっと志布志の海と串間の田舎のことが分かるようになり,工房暮らしも心地よくなってきた・・・・」とあります。 
 移住後の作品を集めた個展が,長野県上田市の画廊喫茶「ザイデンシュトラーセン」で「クリスタルin宮崎」と題して,今月7日から31日まで行われます。

▼蓮尾 力 略歴
 1943年静岡県生まれ。長野県出身。1973年日本版画協会展入選,以後毎年出品。1985年同協会展星襄一賞,会員となる。1986年第1回多摩秀作美術賞展佳作賞。1987年メキシコ美術賞展優秀賞。1991年ペルー美術賞展優秀賞。1994年ART BOX絵画大賞展優秀賞。2000年日本版画協会「現代の東京百景」展。2003年京橋界隈昭和画廊個展,他個展多数


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