●●グラフは,鹿児島県の農業人口グラフと農家人口の推移です。●●
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鹿児島農業はもとより,日本の農業の抱える大きな問題は,農業就業者の高齢化や後継者不足です。地方農村部は,2~3人に1人が75歳以上という超高齢化社会になるとの悲観論も出ています。
データがその深刻さを物語っています。2000年世界農林業センサスによると,日本の2004年の農家戸数,農家人口,農業就業人口は95年に比べ大きく減少しました。その一方,70歳以上の高齢者は農家人口だけでなく,農業就労人口は増加しており,高齢農業者が日本農業を支えている状況が示されています。
農業労働力の高齢化日本農業を支えてきた昭和一けた世代は,2000年以降すべて65歳以上の高齢者層となった。今後この昭和一けた世代を核とする高齢者層が,日本農業に大きな影響力を及ぼすと予想されます。
こうした農業就業者が高齢化した背景としては,次の点があげられます。
・農家後継者の他産業,他都市への流出(子は,親の後を継がない)
・農業機械の普及による高齢農作業の可能化
・少子化の進行
・農村の過疎化
農家人口の減少が続く一方で,高齢者比率が更に高まるとみられる。また農業従事者も昭和一けた世代がリタイアした後も,高齢者中心のままで一定程度推移すると予想されます。
▼出典
グラフと統計でみる農林水産業 http://www.tdb.maff.go.jp/machimura/map2/46-01/agriculture.html
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鹿児島農業はもとより,日本の農業の抱える大きな問題は,農業就業者の高齢化や後継者不足です。地方農村部は,2~3人に1人が75歳以上という超高齢化社会になるとの悲観論も出ています。
データがその深刻さを物語っています。2000年世界農林業センサスによると,日本の2004年の農家戸数,農家人口,農業就業人口は95年に比べ大きく減少しました。その一方,70歳以上の高齢者は農家人口だけでなく,農業就労人口は増加しており,高齢農業者が日本農業を支えている状況が示されています。
農業労働力の高齢化日本農業を支えてきた昭和一けた世代は,2000年以降すべて65歳以上の高齢者層となった。今後この昭和一けた世代を核とする高齢者層が,日本農業に大きな影響力を及ぼすと予想されます。
こうした農業就業者が高齢化した背景としては,次の点があげられます。
・農家後継者の他産業,他都市への流出(子は,親の後を継がない)
・農業機械の普及による高齢農作業の可能化
・少子化の進行
・農村の過疎化
農家人口の減少が続く一方で,高齢者比率が更に高まるとみられる。また農業従事者も昭和一けた世代がリタイアした後も,高齢者中心のままで一定程度推移すると予想されます。
▼出典
グラフと統計でみる農林水産業 http://www.tdb.maff.go.jp/machimura/map2/46-01/agriculture.html
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農業が日本を救う財部 誠一PHP研究所このアイテムの詳細を見る |
週刊 ダイヤモンド 2009年 2/28号 [雑誌]ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る |