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ローソン社長,自らお店でゴシゴシ-「トイレ掃除に注力の理由」

2019-10-24 22:09:07 | 「身の丈」経営

ローソン 社長が率先してトイレ掃除に注力-「そのわけは」  
   引用:ITmedia ビジネスオンライン / 2019年10月18日 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1910/18/news023.html

  ローソン 竹増貞信社長 (同社ウェブサイトより)

 

 ローソン http://www.lawson.co.jp/ の竹増貞信社長は,トイレ掃除の重要性をアピールしている。10月9日の2020年2月期第2四半期決算発表会見では,「笑顔の接客とトイレ掃除を徹底的にすることで,お客さまに気持ちよく店舗を利用していただく」という趣旨の発言をしている。

 竹増社長は店舗の実情を確認し,オーナーからさまざまな要望を聞き取るため,年間約500店舗を訪問している。店舗を訪れた際は,まずトイレに向かい,自ら掃除をすることもあるという。
 ローソンでは,8月から横浜市で深夜省人化店舗を実験的に運営している。竹増社長によると,「注目されている店舗」ということで,店長やスタッフの士気が上昇。お客がトイレを利用するたびに掃除をするようになった。また,その他の面でもサービスを向上させた結果,店舗の売り上げが大きく伸びたという。また,トイレ掃除を頻繁に行うことでお客の満足度は上がりやすくなるとも語ったている。

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2020年2月期第2四半期決算---主な連結業績数値

 ◆連結営業利益:367億円 (前年同期比106.6%)
 ◆連結経常利益:351億円 (前年同期比104.8%)
 ◆連結当期純利益:201億円 (前年同期比112.1%)

 

 

激流2019年11月号 [生協 宅配に逆風 新たな持続可能モデルへの挑戦]
 
特集 :生協 「宅配に逆風」
    新たな持続可能モデルへの挑戦

■既存の殻を打ち破り新たな存在意義確立に動き出す

■特別インタビュー
●日本生活協同組合連合会
本田英一 代表理事会長

日本生協連の商品戦略/コープさっぽろ/みやぎ生協/コープみらい/
パルシステム連合会/ユーコープ/福井県民生協/コープあいち/
コープこうべ/コープ中国四国事業連合/コープ九州事業連合/
いばらきコープ(ほぺたん食堂)

■日本生協連 関係図
■生協の総合概況
■地域生協総事業高ランキングトップ30

国際商業出版発行  1冊980円

 

 

 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ トイレ掃除を重要視する経営  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 イエローハット創業者の鍵山秀三郎氏は,「凡事徹底(当たり前のことを徹底して行うこと)」や「率先垂範(自ら手本を示すこと)」といった経営哲学を自分の姿から学んでほしいと考え,10年以上1人でトイレ掃除をしたという。日本電産創業者の永守重信氏も,新入社員や買収した会社の社員にトイレ掃除をさせている。     

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 掃除で心は磨けるのか- トイレ掃除運動:鍵山秀三郎氏が提唱

  "トイレ掃除運動"は,車用品販売会社「イエローハット」の創業者で、同社の相談役である鍵山秀三郎氏が創業時から実践してきた素手によるトイレ掃除を原点とする。掃除による社員教育で社風を変え、会社を成長させた経験を広げようと、1993年、トイレ掃除を実践している企業人らと一緒に、「全国掃除に学ぶ会」 を岐阜県で開催。その後、トイレや街頭を清掃する「掃除に学ぶ会」を立ち上げた。同会のホームページ http://www.souji.jp/ によると、2000年には第一回日本を美しくする会全国大会が開かれ、1200人が参加している。「日本を美しくする会」は2007年、NPO法人になった。

 

 

  掃除で、美しい日本人の心を育てる ー。そんな価値観を持った先生を通して、"トイレ掃除運動"を採り入れる学校が増えている。
 埼玉,奈良、兵庫、石川、茨城など全国各地の高校や中学校でも、「素手トイレ掃除」が行われている。宮城県の中学校では、PTAも巻き込んで素手でトイレ掃除が行われている。横浜市は2010年度から、中田宏前市長の肝いりで市内の全小中学校計500校で、用務員の仕事であるトイレ掃除を生徒が行うことが奨励されている。

>>>鍵山秀三郎イエローハット創業者

 1933年東京生まれ。52年岐阜県立東濃高校卒業,53年東京のデトロイト商会入社。61年,独立してローヤルを創業,93年『日本を美しくする会』を発足。97年イエローハットに社名変更。翌年社長を退任し。現在,『日本を美しくする会』相談役。

 鍵山秀三郎氏。自転車1台の行商から事業を興し,イエローハットを東証一部上場に発展させた経営者だ。また,50年以上に及ぶ掃除の実践は世界的な広がりを見せ,「掃除の神様」の異名を取る。そんな鍵山氏が自らの原点を振り返って語った人生論とは――。

 私が入社した当初は,お店に来るお客さんも粗暴な人たちが多くいました。それが3年掃除を続けた時から,次第に高級車に乗る裕福で上品な方々が来てくださるようになりました。やがて森繁久彌さんや三船敏郎さん,美空ひばりさんなど,有名な俳優,歌手からもご愛顧いただくようになりました。お店を綺麗にしたことによって,お店の雰囲気も変わり,明らかに客層も変わってきたのです。

 

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 日本を美しくする会|掃除に学ぶ会-沿革

平成5年11月に岐阜県明智町(名称:日本大正村)という山間の小さな町の集まりにをきっかけとして鍵山秀三郎氏が「日本を美しくする会」を創唱。
学校の先生方のご理解を頂き学校をお借りして、トイレ清掃の活動をするようになりました。
現在では全国各地に波及し、10万人以上の方々が参加しています。 
     出典:http://www.souji.jp/gaiyou/enkaku.html

 活動紹介

Self Study
    「心磨き」の会です。
    掃除を通して、自分たちの「心の荒み」と「社会の荒み」をなくすことを目指しています。
Non Profit
    利益追求の会ではありません。
    収益や集票目的のために、活動することはありません。
Not Rellglon
    宗教には関係ありません。
    参加される人の宗教も問わないかわりにどんな宗教団体にも
    一切属しません。
Non Section
    特定の組織や団体に属しません。
    この運動に賛同された方々により自主的に運営されています。
      出典:http://www.souji.jp/katsudou/activity.html

 

 

 

 

掃除で心は磨けるのか (筑摩選書)
"トイレ掃除運動"について,朝日
新聞記者杉原里美氏は,自身の著
書『掃除で心は磨けるのか』で,
懐疑的・批判的な見解を示してい
る。
筑摩書房刊 杉原 里美著
   
凛とした日本人の生き方
鍵山 秀三郎著
モラロジー研究所刊
 
       

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