「辞める」とみせかけて不信任案否決にこぎ着け,「死んだふり続投」の菅首相への風当たりは強い。報道によると,鳩山由紀夫前首相は3日午前,菅直人首相が早期退陣を否定したことについて「きちっと約束したことは守るのはあたり前だ。それができなかったらペテン師だ」と激しく非難した。
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実は,田上氏と同様な話を,木枯らし紋次郎で一世を風靡した元参議院議員で俳優の中村敦夫さんがラジオ番組-文化放送・大竹誠ゴールデンラジオ4月27日で語っている。
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6月5日の産経新聞で,社会市民連合の創設メンバーの1人であり,管さんのかつての盟友の田上等氏が,菅首相について次のように語っている。
管さんと出会ったのは,市川房枝元参院議員の選挙を手伝ったとき。管さんが選対本部事務局長で私が会計責任者。4つ年上で頼もしく見えましたが,当時から国家観や哲学なんてものはありませんでした。(中略・・・・・・) 菅さんは,内閣不信任決議案の否決ではあざとい手法で首がつながりましたが,本当にそれでいいんですか。「してやったり」と思ったのでしょうが,鳩山由紀夫前首相との辞任合意をほごにし,すぐに「辞めることを約束したわけではない」と言うなんて…。
ペテン師と呼ばれて当然です。すぐにばれる嘘なんてしゃれになりませんよ。粘って時間稼ぎをしていればそのうち世論も付いてくると甘く考えていたふしがあるけれど,そんな延命策には誰もついてきやしません。いよいよ菅さんによって,日本の民主主義が壊されていくと感じました。
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実は,田上氏と同様な話を,木枯らし紋次郎で一世を風靡した元参議院議員で俳優の中村敦夫さんがラジオ番組-文化放送・大竹誠ゴールデンラジオ4月27日で語っている。
中村敦夫さんが,参議院議員に立候補したときの事務局長が管さんだったとのこと。管さんと長年のつきあいがあったという中村さんは,「管さんは企業の部長クラスの人材だ。実務能力には長けるが,哲学は持ち合わせていない。そこが管さんの限界である」と,その人となりを簡潔明解に言い切っている。
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一国の宰相と路傍の石に過ぎない我が身を比べるのは不遜であるが,「あの人は世界観と人生訓を持った人であった」と言われるよう,日々律して生きたいと思う。
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