自民党候補のスキャンダルなければ-安倍元首相の銃撃事件は起こらなかったのでは・・・
長野選挙区は自民党の新人、松山三四六(さんしろう)氏が立憲民主党の現職・杉尾秀哉(ひでや)氏と競っていたことから,全国でも屈指の選挙区の一つと言われていた。
安倍元首相は,8日は長野県内入りの予定だったが,急きょ取りやめに。長野県の自民党候補松山氏をめぐっては週刊文春が女性スキャンダルを,週刊新潮が金銭トラブルを報じたことから,そんな所に応援に行くわけにいかないということで,急遽奈良に振り替えたのだという。
松山氏に関するスキャンダラスな週刊誌報道がなければ,安倍元首相は当初の予定通り,警備に万全を期す長野で遊説していたであろう。
警備が手薄な奈良での銃撃事件起きず安倍元首相が命を落とすこともなかったではあるまいか・・・。なんともやりきれない思いである。
後日談。松山候補の選挙事務所に候補の殺害を予告する電話をかけたとして、静岡市の男が脅迫の疑いで逮捕された。警察は松山候補が9日の選挙戦最終日に街頭活動をする際,40人態勢で警備にあたっている。
◆長野県民の審判-スキャンダル,許さず-
自民・新人の松山候補が支持を伸ばし,期日前投票の出口調査では,松山候補がリードしていた。だが,選挙戦終盤の週刊誌報道で失速し届かなかった。政治家の「資質」が改めてクローズアップされるという異例の事態であった。
2022年(令和4年)7月10日執行
当日有権者数:1,721,369人 最終投票率:57.7%(前回比:+13.3ポイント) (全国投票率:52.05%(3.25%))
>>>「すべての責任は私に…」松山三四六氏(自民)参院選長野県区で敗戦の弁
自民党・新人の松山三四六(まつやま・さんしろう)氏は,「精いっぱい力の限りを懸命にこの選挙戦に挑みました、すべての責任は私にございます、私がもっとしっかりと人生を誠実に、一生懸命まい進していれば皆様のお力になれたかもしれません、私がまだまだそのような人物にはなりえなかったということです、本当にこのような結果になったことを深く深くお詫びします、申し訳ありませんでした」と敗戦の弁を述べている。
出典:SBC信越放送 https://news.yahoo.co.jp/articles/692457ab3d6e72946ef12a92f88ead5e58033ce9
>>>自民党県連・後藤茂之会長「慎重に候補者を擁立する責任あると痛感」
出典:NBS長野放送 https://news.yahoo.co.jp/articles/3d17341c59982e639f4f0b2cfa36b9ad479a978c
「週刊誌の報道については、われわれもじくじたる思いでございます。擁立した政党としての責任を感じるところではありますけど、われわれとしては慎重に候補者を擁立する責任があること、改めて痛感しております」。
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