参議院選・激戦地長野 「令和の川中島の戦い」その行方に注目
~「文春砲」「新潮砲」炸裂!~
自民党優勢が伝えられる凪(なぎ)ムードの参院選にあって,長野選挙区(改選定数1)は,元TBSキャスターで,立憲民主党現職の杉尾秀哉氏に,タレントで自民党新人の松山三四六(さんしろう)氏が挑む,「令和の川中島の戦い」ともいわれる激戦を繰り広げている。
松山三四六といっても,全国的な知名度はないが,地元テレビ局で情報番組のMCなどを務め,信州では知らぬ人はいないといわれるほどの人気タレントである。
共同通信社の情勢調査では先行する杉尾氏を松山三四六氏が追い上げて支持を伸ばしており,「どちらが勝ってもおかしくない」という状況にある。
なお,届け出順では,日本維新の会新人の手塚大輔氏,松山氏,杉尾氏,無所属新人のサルサ岩渕氏,諸派新人の秋山良治氏,NHK党新人の日高千穂氏が立候補した。
この大接戦の激戦区に立憲民主党からは蓮舫氏が応援演説に訪れており,自民党は麻生太郎副総裁,山際大志郎経済再生担当相が相次いで長野入りし松山氏を応援。選挙戦最終日の9日には,自民党の岸田文雄首相(党総裁)の県内での街頭演説が予定されていた。それが,直前なって岸田文雄首相の長野入りはとりやめとなった。
取りやめ理由は,自民党公認の松山氏に関して今月7日発売の「週刊文春」が知人女性の人工妊娠中絶をめぐり同意書に偽名で署名したとの疑惑を報じたこと。それに追い打ちをかけるかのように,「週刊新潮14日号」で,過去に自宅の建築費900万円の支払いをめぐっての業者との裁判沙汰の記事掲載にある。
長野県は埼玉県生まれの私が育った地でもあることもあり,投票日直前に起きたこの騒動を県民の皆さんの審判はいかにと注視する次第である。
参考までに,杉尾秀哉氏と松山三四六氏のウエブサイトから,立候補に当たっての両氏の思いや政策を抜き書きで掲載する。
杉尾ひでやの政策
Hideya Sugio POLICY https://sugio.club/policy.html
困難な時代だからこそ,私はあえて声を大にして言いたい。
(1)誰もが年齢を重ねても「安心」「満足」「誇り」を得られる,信州ならではライフスタイルの充実を通じて生まれる「活力あふれる信州」を!
(2)すべての人の「いのちと暮らしを守る」,「国民が主役の政治」を!
(3)「格差・貧困・差別」をなくし,これからの信州と日本を担う若い世代の人たちが「将来に希望が持てる社会」を!
こうした目標を実現するために,このたび私は「杉尾ひでやの10の約束」を掲げました。
①県民の「いのちと暮らし」を守る政治
②チルドレンファースト~社会全体で子どもを育てる
③地域で暮らすことに誇りが持てる社会~人口減少社会の克服
④公平・公正な「税と社会保障制度」実現
⑤努力が報われる働き方へ
⑥「逆明治維新」~中央集権型国家から地方分散型社会へ
⑦エネルギー革命の実現
⑧多様性を力に変える
⑨立憲主義と「まっとうな政治」
⑩プラチナ社会の実現
出典: https://sugio.club/policy.html
◆松山 三四六(まつやま さんしろう、1970年7月9日 - )は、ものまねタレント、リポーター、ラジオパーソナリティ、長野大学社会福祉学部客員准教授。JVCエンタテインメント所属。
本名は秦 光秀(はた みつひで)。旧芸名は、松山 三四郎(まつやま さんしろう)、三四郎。
松山三四六 次世代にも誇れる信州を
なぜ三四六は政治家を志すの?
家庭があり,家族がいて,友達もいるのに皆「孤立」しています。
昨今のコロナ禍でそれらはさらに重篤さを増し,若者の希望や挑戦,夢に向かう力が削がれる事態を見てきて,なぜ,そこにもっと国の助けがないのだろうかと疑問が芽生えました。
この若い世代は,「コロナ禍青春世代」であり,やがてはこの国の将来を担っていかねばなりません。それには,国はもちろん,我々先を生きるものたちがまず「幸せ」であることが重要です。
この国で人生を全うしていくということは,「幸せになっていくこと」なのだと言える国を作り直さなければなりません。
この信州から,強く,美しく,優しく,希望に満ちた元気な日本にしたいのです。
出典:松山三四六 公式ホームページより https://go346.jp/