ライブカメラで望む -- 浅間山・桜島--
信州の浅間山、鹿児島の桜島。私はこの日本有数の火の山の身近で暮らすという、幸運にあずかってきました。
かつての勤め先 鹿児島国際大学(鹿児島市)から望む桜島 | 小諸懐古園から望む 浅間山 |
浅間山に近い信州・丸子町(現・上田市)で育った私。子供にとって、遙かに望む噴煙たなびく浅間山(標高2568m)は畏れの山でした。時は過ぎ、50~70歳の約30年間、縁あって鹿児島に毎年数十日は出向いていました。そこで桜島(標高 1117 m)を目の当たりにし、子供の頃見た浅間山を思い浮かべたものです。
いま、80目前にし、房総に暮らし、気の向くままにライブカメラで浅間山と桜島の山並みを眺め、旅気分にひたりながら過ぎし日のあれこれを思い起こています。
このブログでは浅間山、桜島の色々を綴ります。目通しいただければ望外のよろこびです。
pic:小学生の頃。
>>>ライブカメラ浅間山(標高2568m) 軽井沢・追分 気象庁ライブカメラ 2023-1-18 16:10
>>>ライブカメラ浅間山 東御市八重原 2023-01-18 16:13
source: UCVライブカメラ 東御市八重原ライブカメラ
「小諸出て見りゃ 浅間の山に 今朝も三筋の 煙立つ」と小諸馬子唄にうたわれる浅間山。噴煙たなびく美しい山容は、麓に住む⼈々の心に故郷の風景としてずっと息づいてきました
浅間山はこれまでに何度も噴火活動を繰り返してきました。
天明3年(1783年)の噴火では火砕流、火山泥流、溶岩流が発生し、特に北斜面の火砕流と、前橋や高崎付近にまで達した火山泥流によって、犠牲者は約1,400名以上にものぼりました。
さらに、利根川では川底が土砂で埋まって高くなってしまったため、その後洪水災害が多く発生するようになりました。
現在は、こうした火砕流の後にまで別荘やレジャーシステムが開発され、同じような規模の噴火が起きれば、その被害は計り知れないものと想定されます。
◆ライブカメラ桜島(標高 1,117 m) 国交省 大隅河川国道事務所 垂水海潟 2023-01-18 16:21
>>>桜島 気象庁 鹿児島市郡元 2023-01-18 16:14
・齋藤茂吉
櫻島は 黒びかりして そばだちぬ 熔巌ながれし あとはおそろし
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桜島は日本の九州南部,鹿児島県の鹿児島湾にある東西約12km,南北約10 km,周囲約55 km,面積約77km²の火山。かつては島でありましたが,1914年の噴火で,鹿児島市の対岸の大隅半島と陸続きなりました。
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