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NPO運営の赤ちゃんポスト・誤解招くと大阪市が行政指導 熊本の慈恵病院とは無関係

2015-11-16 15:28:17 | 赤ちゃんポスト

 親が育てられない子どもを匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運営する慈恵病院(熊本市)は,ホームページを通じて,「赤ちゃんポスト」の名称を使ってインターネット上で特別養子縁組をあっせんする大阪市のNPO法人があるが,「この団体と慈恵病院とは無関係であり,運営方針にも隔たりがある」と告知している。
 この大阪市のNPO法人は,「インターネット赤ちゃんポスト」というサイトを開設している。

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 ┃┃ 人身売買の誤解招く」と,大阪市が行政指導 
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                出典:産経新聞11月14日/共同通信11月14日

 報道によると,特別養子縁組をあっせんしている大阪市のNPO法人が「インターネット赤ちゃんポスト」と題したサイト上で「中絶を考えられている方へ『産んでくれたら最大200万円相当の援助』」と呼び掛け,大阪市が「人身売買などの誤解を招く」として表現を変更するよう4回にわたり行政指導していた。 

 NPO法人によると,昨年以降18件の養子縁組あっせんを手掛け,実母側には最大で手術代などの90万円程度を提供したという。 

 自動福祉法は,営利目的での斡旋事業を禁止している。出産費などの実費の提供は禁じていないが,今回のような呼びかけは営利目的と受け取られる可能性があり,大阪市は『援助』という言葉や金銭の強調が問題だ」と指摘。識者からも「子供の売買のイメージにつながりかねない」との声が出ている。

 NPO法人代表理事は,「援助の表記は,キャッチコピーとして食いついてもらうために書いている」とし,母親側には実費だけを渡しているといい,「法的に問題はないと思っている」としている。

 

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幼少時に両親が離婚。親類に預けられたがそこでの生活は極貧を極め、弟と一緒にザリガニを捕まえ食したこともあると語っている。その後預けられた福岡市東区の養護施設『和白青松園』のテレビでボクシングの試合を見たことがきっかけで、プロボクサーを志すようになる。
西日本新聞社

 
表現の自由 1 ?状況へ 表現の自由 2 ?状況から 図書館と表現の自由
表現の自由をとりまく環境は時々刻々と変化し,表現の自由自体も変貌を遂げ,裾野を広げる。表現の自由に関する議論を,時間的・空間的に変化し続ける「状況」の内と外から,改めて捉え直すことを試みた企画。第I巻では表現の自由の「理論」の最先端を行く研究者達が,代表的な基本概念・理論的課題の解明により「現場」の状況へと語りかける。
第II巻では,表現の自由の「実務」が直面する課題状況が現場の目から語られる。 図 書館は国民が情報を受け取る機会を保障するため極めて重要な役割を担っている。図書館や利用者・出版社の法的地位、図書館における図書の収集・管理・利 用、インターネットへのアクセスなど、図書館をめぐる問題をさまざまな場面に分けて、表現の自由の保障のあるべき姿から、包括的に検討を加えた。




 



 


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