黒豚は学術的な分類ではなく,慣用名です。農林水産省によって行われた1999年の定義で
は,純粋バークシャー種同士の交配から生産された豚のことを指します。
◆かごしま黒豚のすばらしさ,4つのポイント。
1:肉の筋繊維が細いということです。食べた時に歯切れがよく、やわらかです。
2:肉質がしまり、脂肪組織の水分含有量が少ないため水っぽさがありません。
3:中性糖やアミノ酸含有量などに旨味の成分含有量が多いということです。
4:脂肪部分にも十分な旨味があります。
◆かごしまの郷土料理 ・ 豚バラ肉プロックのさつま煮
・豚バラを3~4センチ角に切る。鍋に豚バラがひたひたになるくらいの水
と昆布一杯を入れ,お玉2杯の芋焼酎を加えて火にかける。
・味付けは黒砂糖と醤油で,やや薄めにしておく。サンシヨの粉,唐辛子,スライス
生妻等を好みで加える。
・落とし蓋をして,超弱火でこげないようにゆっくりじっくりと煮つめる。
・時々肉をかきまわせば,ムラなく煮つめる事ができる。とにかく気長に煮つめる。
煮汁がほとんどなくなるくらいまで煮ると,さつまの豚角煮ができあがりです。
赤身→脂肪→赤身といった,いわゆる三枚肉を4~5時間じっくり煮つめると,箸
でスーツと切れる程,やわらかくになります。
◆鹿児島県の郷土料理でポピュラーなのが,黒豚の角煮です。
鹿児島産の黒豚肉を大鍋にいれて、黒砂糖・焼酎・味噌などを使って長時間じっ
くりと煮込んだもので、とろけるように柔らかい食感と、甘味のある独特の風味を
持ち、焼酎によく合うこの味は、鹿児島の代表的な郷土料理でもあります。
▼鹿児島空港の空弁-「萬来 かごしま黒豚角煮弁当」
じっくり煮込んで鹿児島の甘口の醤油で味つけした「かごしま黒豚」の角煮,
口のなかでとろける食感は至福の限りです。
そして,濃いめの味付けの豚角煮,そしてたれが十分にしみ込んだご飯は,
鹿児島の味,満杯です。とはいっても,濃いめの味付けは,血圧が気になる方
にはおすすめできません。
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まち楽 鹿児島といえば…?「黒豚,焼酎,・・・」と,おいしい名物が盛りだくさ
んです。また,薩摩切子などの美しいガラス製品や三角錐の形をしたお猪口「そら
きゅう」など,工芸品も大変魅力的です。
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