篤姫 「総集編」 最終回の見どころ

　２８日は総集編の最終回が放映されます。

▼　幕末の激動期にあって，自分の生き様を決め，困難に直面しても，筋を曲げない篤姫。故郷の薩摩を離れ大奥という閉鎖世界にあっても，精一杯，真っすぐに生きようとした生き様。　
　混迷し，明日が読みにくい時代。篤姫から明日を生きるヒントが得られるのでは・・・。

　原作司馬遼太郎，主演西田敏行の大河ドラマ「翔ぶが如く」。西郷隆盛と大久保利通の両雄が，新しい日本をつくるために尽力し，明治維新の功労者となった二人の友情を軸に物語りは繰り広げられた。
　
　西郷は１１代薩摩藩主，島津斉彬に認められ，新しい時代の幕開けのために東奔西走するが斉彬は急逝。その後，公武合体を目指す島津久光のもとで活躍するが，久光と衝突し，配流。召還後，第1次長州征討では幕府側の参謀として貢献。以後，勝海舟とともに江戸城無血開城を実現し。明治6年(1873)征韓論に敗れ下野。10年(1877)鹿児島で挙兵(西南戦争)するも，政府軍に敗れ自刃と，その志も半ばで挫折する。

　一方，大久保は斉彬の跡を継いだ島津久光に登用され，表舞台に進出し，王政復古を敢行。版籍奉還や廃藩置県を推進し，新政府の基礎を固めるが，藩は急進派・穏健派に分裂。ついに同士討ちが起きる。・・・・・
　こうした，背景を知って，「篤姫」最終回をみると興味も一層深まるのでは。

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