3月18日,福岡パルコ増床内覧会
※NHKテレビ画面より
福岡市・天神のファッションビル,「福岡パルコ」の本館が,増床で総面積約4万2千平方メートルと,天神地区最大級のショッピングセンターとしてオープンした。地下1階「Oichika(オイチカ)横丁」には,鹿児島県の黒豚や宮崎県の鶏肉など九州の食の魅力を打ち出した飲食店8店が並ぶ。
「パルコ」は,天神バスセンターや西鉄福岡(天神)駅と隣接し,アクセスも向上したことから,九州各地や外国からの来客を見込み,年間来館客数2300万人,売上高230億円を目指す。なお,増床に合わせて本館も約3300平方メートルの改装を実施し,1~4月にかけて順次オープンする。
>>>天神バスセンター=「西鉄天神高速バスターミナル」
西日本鉄道は3月21日,改修を終える「天神バスセンター」の名称を「西鉄天神高速バスターミナル」に変更する。 同センターは約5500平方メートル。改修で韓国語や中国語に対応したバス乗り場の案内表示機を新設。スターバックスコーヒーの店舗も施設内にオープン,居心地の良い空間づくりを目指す。
同センターには,高速バスなど計31路線が乗り入れ,1日約2万人が利用している。
>>>天神
天神は,福岡三越,大丸・福岡天神店といった百貨店や天神コアやパルコといったファッションビル,ファッション・グルメ・サービスなどのショップ天神地下街といった商業施設が高度に集積した九州最大の繁華街。福岡市の中心業務地区でもある。博多駅周辺から福岡市地下鉄で数分の距離にあり,博多との間には全国的にも有名な歓楽街の中洲・南新地がある。
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◆特集PB戦争 波乱の幕開け-製造者表示が引き起こすメーカー、小売りの地殻変動 ○セブン&アイHD(セブンプレミアム) ・単品に磨きをかけ、ブランド認知が一段と進む ○イオン(トップバリュ) ・多極化ニーズ対応に向け、全ブランドの価値を刷新 ○CGCグループ(CGC商品) ・加盟店のためのビッグ対策に徹し、作って売る体制を確立日本生活協同組合連合会(コープ商... ○ローソン(ローソンセレクト) ・継続的な売り上げ拡大へ300品目の進化に挑む ○ファミリーマート(ファミリーマートコレクション) ・後発のハンデを克服し、独自性追求に軸足を移す ○地場スーパーの商品政策(えひめストアパートナー会) ・地域を守り、育てる製配販連帯の商品開発 ○EC市場(アマゾンVSアスクル) ・商品開発か育成か差別化戦略を競う ◆流通トピックス ・「才津マジック弾切れか」サンドラ連続増益記録がストップ ・小売業界の収益を圧迫する物流費高騰の深刻 ・決算で改めてわかったマック、ワタミ、ゼンショーの惨状 ・コーヒー競争に割って入る第三の波と場所 ・ユニーに夢とロマンを植えつけたネアカ経営者(西川氏)の死去 ◆情報ファイル ・ニトリホールディングス:もっとお客に近づくデコホーム、池袋サンシャインシティ店がオープン ・ハウス食品:在宅介護で伸びる「スマイルケア食」おいしさにこだわった新製品を投入 ・国分:国内最大級3温度帯物流センターを都内で稼働開始 ・日本気象協会:独自の気象情報解析でロス削減への第一歩を踏み出す |
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◆ パルコ 「2014年8月中間決算 福岡パルコ,約1割増収 全店最高の伸び」
パルコの2014年8月中間連結決算は,売上高は1311億8300万円,経常利益は63億2900万円で,3年連続の増収増益。純利益は前年同期比0.4%増の36億1900万円だった。
店舗別では,福岡パルコ(福岡市)が前年同期比9.6%増の64億43oo万円で2年ぶ りの増収で,伸び率では全19店中のトップ。
福岡パルコは外国人観光客の売り上げが同43・3%増と好調だった。11月13日に隣接地に新館を開業するのに合わせ,館内に公衆無線LANを導入。同時に来店や商品購入で優待券と交換できるポイントがたまるスマートフォン向けアプリの配信も,全店に先駆けて福岡で始める。2014年春には本館も増床し,売り場面積は現在の約2倍になる。
熊本パルコ(熊本市)は,前年同期比0.4%増の26億5千万円だった。
>>>パルコに新館 地域活性化に結びつくか!!
11月13日,ファッションビル「パルコ」の福岡市・天神の店舗の隣に新館が開業した。新館は地上6階,地下2階で,延べ床面積は約1万4千平方メートル。6階と4階で本館に接続する。両館合わせた来客目標は,全国のパルコ19店で最多の年 間2千万人。他店に先駆けて,来館ポイントがたまるスマートフォン用アプリのサービスを始め,全館で公衆無線LANを導入した。
新館は20~50代の幅広い層をターゲットとし,テナントの4割がファッション。東急ハンズの小型店「ハンズビー」や,九州に所縁のある作家の雑貨店,ワイン店などをそろえた。
新館と本館をあわせると,全国のパルコ,19店の中で3番目の規模で,年間の集客目標は2000万人と,トップの東京・池袋の店舗を上回る。
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チェーンストアエイジ3月1日号の特集は,「デジタライゼーションの波 小売業IT白書2015」。
少子高齢化・人口減少に伴う市場縮小,ネット通販(EC)の攻勢など,小売業の経営環境は急速に変化してきています。今年から国内小売業大手のオムニチャ ネル戦略も本格化します。一方で,インターネットから得られるデータや会員カードによる顧客データの分析・活用ニーズも高まってきています。
特集では,カメラ専門店のキタムラ,玩具専門店の日本トイザらスのオムニチャネル化,食品スーパーのマルエツ,作業服専門店のワークマンのデータ分析・活 用,百貨店の三越伊勢丹ホールディングスの接客行動データの活用,野菜宅配のらでぃっしゅぼーやのECシフトの取り組みを取材し,小売業のEC戦略,IT 活用の方向を探りました。
また,米国大手小売業のオムニチャネル化の事例として,ウォルマートとウォルグリーンのスマホアプリ戦略を取り上げています。
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