瀬戸内 寂聴さん,95歳。大病を乗り越え,命の火を燃やして,小説を書き続ける・・・・
ガンの摘出手術と長い入院生活を終えた寂聴さんは,秘書のモナさんに付き添われ,寝たきりのままで退院した。収まらない痛みに耐える日々,脳裏に甦るのは,これまでの人生で出会った男たち,そして筆を競った友の「死に様」だった――。ただ一筋に小説への愛と修羅を生きた女の、鮮烈な「いのち」を描き尽くす、渾身の感動作。
いのち | |
ガンと心臓の病に襲われ、痛切な“老い”に直面した私。脳裏に蘇るのは、 |
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瀬戸内寂聴著 講談社刊 ¥ 3,132 |
--瀬戸内 寂聴(せとうち じゃくちょう,1922年(大正11年)5月15日 - ):天台宗の尼僧。俗名晴美。京都府在住。
僧位は権大僧正。1997年文化功労者、2006年文化勲章。徳島県立高等女学校(現:徳島県立城東高等学校),東京女子大学国語専攻部卒業。
⇒⇒ AERA 2019.3.3 ⇒ 瀬戸内寂聴、不倫相手の妻と懇意に 「井上光晴さんよりずっと才能があった」⇒
⇒ https://dot.asahi.com/aera/2019022800085.html?page=1
作家の井上荒野が、父・井上光晴と母・郁子、そして光晴の愛人だった瀬戸内寂聴をモデルにした長編『あちらにいる鬼』を上梓。不思議な三角関係について、瀬戸内寂聴と語り合った。
・ 女の小説家として生きる 瀬戸内寂聴
著書『いのち』(講談社,二〇一七年)の最後にあり,本の帯にもあってすごく印象的な一文があります。
「あの世から生れ変っても、私はまた小説家でありたい。それも女の。」と。いくつかそれに関してお聞きしたいんです。「作家」 ではなくて,「小説家」。それにはどういう背景がありますか。
瀬戸内 作家と言うと偉そうで、作家先生っていう感じがするじゃないですか。小説家って言うと,、作家より気やすいって言うのかな。そんなに敬われるほどのものじゃないという感じ。
2019年版 瀬戸内寂聴 日めくり暦 (瀬戸内寂聴カレンダーシリーズ) | |
愛されて、16年。 めくるたび毎日感動! 寂聴さんの日々の言葉。 ・何気なく過ぎてゆく一日にメリハリがつき、時間の大切さを実感 できます。 『日めくり暦』で貴方の毎日を変えましょう。 ・プレゼントにも最適です。 寂聴さんの思いがぎっしりと詰まっ た日めくり暦。 元日から大晦日まで一枚めくる度に新しい人生の 指針。 生き方・考え方のヒントに出会えます。 |
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瀬戸内寂聴著 エニー発行 ¥ 3,132 |