5人の死者を出した焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、特別清算中の運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)の勘坂康弘元社長の代理人弁護士は4月27日、富山地裁高岡支部に元社長の自己破産を申し立てたことを明らかにした。負債総額は約13億2千万円。
弁護士によると、申し立てた負債総額の内訳は、被害者への賠償額約7億5千万円のほか、フーズ社の取引業者などへの債務で元社長が連帯保証人となっている約5億7千万円など。
フーズ社は特別清算手続きの中で、約1億3千万円とされる同社の資産を被害者に優先的に分配する考えを示しており、取引業者などに債権放棄を求めている。
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“「焼肉酒家えびす」の運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)の勘坂康弘元社長ユッケ社長は,知人の飲食店の経営を手伝いつつ,再起を図っているという。同氏は,マスコミへの不信感を、次のように言葉で語っていた。
「しつこく追い回されるのはまだ我慢できます。でもひどいと思うのは、思わず感情的になって出てしまった発言を『逆ギレ』として、そこだけテレビ画面で何度も報道された。死者が出たと聞いて、気が動転して思わず土下座したら、その場面をまるで反省のないパフォーマンスのように繰り返し流す。本当にマスコミは怖いと思いました」
⇒⇒「焼肉酒家えびす」運営のユッケ社長 知人の飲食店手伝い中
http://www.news-postseven.com/archives/20111212_75103.html
⇒⇒「光通信と焼肉屋えびす」
http://creeeeeeeeamy.com/900/956/post_296.html
▼「えびす」-ブログ・バックナンバー
・追跡・ 「焼肉えびす」のその後-/被害者向けの説明会は不評
・追跡 「焼肉酒家えびす」その後ー肉仕入れ先「大和屋商店」を提訴
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- 「焼肉酒家えびす」-ユッケ集団食中毒事件の顛末 -2011/10/25
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▼「身の丈」を強みとする経営―縮小の時代に勝つ「新リージョナルマーケティング」
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