みなさんこんにちは。理学療法士の笠原 鉄聡です。
寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は「ヒートショック」についてお話したいと思います。
「ヒートショック」とは急激な温度変化により、血圧が上下に大きく変動することをきっかけに起こる健康被害のことです。失神や心筋梗塞、脳梗塞などを招く恐れがあるため、高血圧の人は特に注意が必要です。
高齢者の家庭内死亡数の4分の1がヒートショックともいわれています。特に気温の低い12月から1月にかけて、入浴時のヒートショックによって急死する人が急増するそうなので、注意が必要です。
入浴する前には軽く体を動かす、血圧を測る。脱衣所や浴室は暖めておく、湯温を40度以下に設定するなどしてヒートショックを未然に防ぎましょう。
春はもうすぐそこです。
今後ともリハビリテーション科を宜しくお願いします。