皆さん、こんにちは。理学療法士の笠原鉄聡です。
関東地方も梅雨明け宣言し、いよいよ夏本番。リオ五輪も開幕を控え、また興奮で寝不足の日々が続きそうです。
さて今回は、大橋病院の職員向け研修『トランスファーの基礎知識』の様子をお伝えさせていただきます。
私見ですが、リハビリテーション科の職場内での重要な役割として
①利用者様の自立支援を促す ②介護者の介護負担軽減を図る ③他職種の介護負担軽減を図る
の3つが挙げられ、職員向けの研修は③に該当すると思います。
他職種の方に、リハビリ的視点(自立支援)での介護法を伝達することによって、職員の腰痛予防にもつながり、利用者様の自立支援にもつながっていきます。結果、利用者様も職員もハッピーハッピーになれば、リハビリスタッフとしてこんなにうれしいことはありません。
お互いの専門性を尊重し、多職種間で知識と技能を分かち合うことによって、各専門職にもとめられているものが明確になり、その結果、各職種の専門性を強化することになりますよね。
多職種協働によるチームアプローチとはこういうところから始まっていくものだと思います。
参加された大橋病院の皆様、手伝ってくれたリハビリスタッフの皆様、平日の夜遅くまで本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。今後ともリハビリテーション科を宜しくお願いします。
リハビリテーション科 科長 理学療法士 笠原鉄聡