ねこブログ ろばのみみ

突然やってきた二匹のねこ、茶とら「との」と三毛猫「ひめ」との暮らし♪&TEAM NACS♪THE ALFEE&MTB

立春絞り♪

2016-02-08 23:27:45 | THE ALFEE
じつは私立春生まれです(^^)
だからかなぁ・・立春という言葉に弱いです(笑)

と、いうわけで・・・


ご飯は大好きなのに、日本酒はちょっと弱い私なのですが
このポンシュだけは譲れません(笑)
予約していたのが今日届きました♪

旨いのよ、これが!理屈抜きで!!
超幸せ(*´∇`*)

壬生狂言 節分

2016-02-03 21:36:28 | アート・文化
壬生狂言を観てきました!!



先日読んだ幻花の冒頭で出てきたんですよ壬生狂言。
なんと言うか、ちょっとした因果というか因縁というか(笑)
ちょっと前に贔屓の古本屋で見つけた「風姿花伝」が殊の外面白くて。
やばい、能 面白いwww
とか思ってる時に、偶然、横尾展、幻花と能関係が続きましてね。
で、またまた偶然、壬生狂言の日が仕事休みでしてね。

これは運命やん!!(笑)


30分以上並ばされるわ、屋外で寒いわ、演者は下手だわ(ごめんなさい^^;;)でしたが
面白い経験でした(^^)
出し物は勿論「節分」(笑)
期待してた焙烙割りはなかったけど(4月にやるらしい)、猿楽の始まりになったものと言われる壬生狂言は味わい深いものがありました。
いつか機会があれば、ちゃんとした能舞台で観劇したいな。


そして!折角京都に来たんだから美味しいものを食べねば!
というわけで壬生寺ほど近く、「樹庵」さんへ。
美味しい十割蕎麦と日本酒のお店でして
棚には日本酒の瓶が一杯(*´艸`*)

頂いたのは「そばづくし膳」


もうもうもう!!!!
なーまーらーーーー美味しかったです(*´∇`*)
大満足♪


大宮から河原町へ戻って
ふらふらと川べりをあるいていると、もう桜のつぼみはもう今にもほころびそうでした(*´∇`*)
明日はもう立春。

春は近いですねぇ♪


瀬戸内晴美著 幻花 読了

2016-02-01 19:20:17 | アート・文化
先日行ってきた横尾忠則氏の挿絵の本「幻花」が気になりまして・・・。



密林さんで探したんですが、文庫は少しあるけどハードカバーは見当たらない・・・。
流石に40年前発行のハードカバーは難しい(^^;
でも、装丁が素晴らしいし出来る事ならじっくりと手に取って眺めたい。

で、図書館へ行くと有りました有りました、バックヤードに(笑)
しかし40年前の本とは思えない素晴らしい保存っぷり!やるな門真図書館(笑)




実は瀬戸内女史の本は寂聴になってからのエッセイを少々・・ぐらいしか読んだ事がなくて。
私の瀬戸内さん像は男女の恋愛ドロドロ小説家というイメージ(失礼^^;)
この本がそうだったらやだなー(ドロドロ超苦手^^;)とおそるおそる読み始めたのですが
幻花は全然そんな事はなかった!
なんというか・・・ちょっと柔らかい司馬遼太郎氏的な感じ(^^)
さくさくいける。


ざっとあらすじですが・・・
室町期を生きた少女の手記を現代の作家が発見して、それを読み解いていく・・・というのが流れ。
時代はあの応仁の乱前後の激動の京都。
と呼ばれる最下級の少女「千草」が自身の身におこった波乱の人生を綴っていきます。

彼女はあるきっかけで今参りの局のおそば付き侍女になりまして、
庶民ではなく貴族の中から、庶民の目で日々を淡々と記録しているんですね。
だからとても面白い。
日野富子とお今の角付き合いとか、将軍義政とか
歴史の本のステレオタイプな人物像や事件ではなく生身のまさに知り合いの話を聞くような、
普通に身近な感じでその時代に感情移入が出来るというか。
時々現代に戻って作家が独り語りにその時代を説明するので分かりやすいし。

もう40年も前の本だし、気にせずガンガンネタバレで書いちゃいますよ。

最後の十数行でやってくれますこの本(笑)
大どんでん返し!!!と言う事ほどではないし、別にひっくり返るわけじゃないけど
おいっ!!と盛大に突っ込みたくなる「オチ」ww

なかなか粋な終わり方でした。

☆みっつ♪(笑)