ねこブログ ろばのみみ

突然やってきた二匹のねこ、茶とら「との」と三毛猫「ひめ」との暮らし♪&TEAM NACS♪THE ALFEE&MTB

高校生の犯罪

2005-06-23 11:11:12 | インポート
また高校生の事件だ。
今度は学校のクラスメートではなく、家族にむかった憎悪。
撲殺、刺殺の上、ご丁寧に時限発火装置までしかけて
その場を消し去ろうとしたのだからものすごい。

逮捕(補導?)された時は温泉旅館にいたっつーんだから
これまた恐れ入る。

まあ、家庭の事情なんて当事者にしか分からないんだし、
彼がどういう気持ちでそこまでの事をしでかしたのかなんて
彼以外にはわからないだろう。
いや・・・彼自身にも明確な答えはないのかもしれないし・・・

父親は憎かったから(じゃあ、早く自立して超えていけよ。
母親はかわいそうだったから(なんだそりゃ?理由か?それは?
寮を爆破したのはよほど寮での仕事を手伝わされるのがいやだったのか?

同じ環境でも我慢できる奴は出来る。
それは何がそうなるのか、そうさせるのか、
もしくはもって生まれた性分なのか。

大体今の30代以下はキレルというより
我慢が足りないというほうがしっくりくるな。
家庭内、世間全体で子供を甘やかし過ぎだ。
と・・いうか大人も幼稚すぎだ。
質の低下した人間は
いったいこのまま何処へ向かっていくんだろうか?



それにしても腹が立つのはこういったときに
あちこちでテレビに出てくる自称「少年犯罪心理学者」達。
一体彼らの中の何人がその立場にたった考えが出来るというのだろう?
さくさくと何の不自由もなく、育って、教育を受けて、良い環境をもらって・・・
そんな奴らに犯罪にまで及んだ子供達の心のひだが読める訳がないじゃないか。
本に書いてあることがすべてではない。
一部の統計による、結論。研究。そんなことが全てではない。
心の動きなんて本人にも説明つかない時もあるのに。
したり顔で少年(少女)の心理を語り、ピントのずれた弁護。
安易な親や社会への責任の追求。
ひっこんでろ、ばか者どもめ!



シルミド

2005-06-09 08:01:47 | インポート
こないだ韓国映画のシルミドを見た。

実は最近の韓流ブームが大嫌いで
何と言っても韓国俳優のあのくどい顔が嫌だ。
韓国女優のあのこびたような上目遣いの笑顔が嫌だ。
大体、日本が嫌いなくせに
日本に外貨を稼ぎにくるなよなーーーーー!!!!

というわけで韓国映画も全然見たことはなかったんだけど
まあ、テレビでやるんなら一度見ておくか・・くらいのノリ。

しかし!!
なかなか良い映画だったね。
映像や技術的なことでいうとかなり拙い印象は拭えないが
なんといっても溢れ出るパワーがあった。

国に翻弄される男達のまっすぐな悲劇。
愛国心のなんたるかをみたね。
今の日本の人間に欠けているものだね。
サッカー場で日の丸振ってるだけが愛国心じゃねーぜ。うん。

俺の部下だーーーっと!叫び
車から走りでた軍曹の懐から落ちた紙袋・・・
こぼれ出る飴・・・・゜・(ノД`)・゜・

各々の名前を叫びながら血で署名していく兵士達・・・

胸を衝かれたね・・・。


ちょいと韓国の俳優を見直した一本だった(^-^)


花田家の人々

2005-06-05 09:37:26 | インポート
何だか・・・可哀相な一家だ。
マスコミに振り回された挙句の一家離散としか見えない。
角界のアイドルとも称された人間の晩年、死に際としてはあまりといえばあまりだ。

理想の一家とされ、テレビに登場したときの
あの兄弟のくったくのない笑顔・・・
嬉々として父親を自慢する兄弟。
照れながらも嬉しそうな父親。
華やかに微笑む母親。

何故壊れてしまったか。
メディアを見ている限り、弟の洗脳問題に焦点があたっているようだが
それはほんの一因、でしかないと思う。

思うに・・・
兄は角界に入るべきではなかったのではないか。
きっと父も彼には向いていないとわかっていたのだ
だからこその入ってからの素人目にもわかるほどの甘い昇格。
それは兄を重圧で潰し、
まじめすぎる弟の精神を病ませてしまったのだ。
まさにひいきのひきたおし。

弟は本当に戦う顔をしていた。
彼は確かに横綱の器だった。
でも兄は違う。
いつも何かから目をそらしているようなそんな顔をしていた。
それはここは自分の居場所ではないという
違和感ではないだろうか。
彼にはきっと別の居場所があったはずなのだ。

なのに「兄弟横綱」という甘い響きに
父も母もそして角界全体も寄りかかろうとしていたのでないか。
優しすぎる兄はそこから逃げ出す事が出来なかったのではないか。


結局、死んだ貴乃花は自分で今の事態を招いたということか。