◆白文鳥キティとベランダ園芸◆

  おもしろ、おかしい、小鳥とろべりあの日常!

文鳥の飛んでる写真を撮ろう♪

2009年05月11日 12時44分23秒 | 飛翔写真
     

みなさん、こんにちは~

今日は、白文鳥キティちゃんの飛んでる写真がいっぱいです。


No.1
最近、「文鳥の飛翔写真」とかで検索されてお越しいただく方が多くて

記事にしてみました。お越し頂きありがとうございます。

(とても長い記事です~


No.2
私も同じように検索してみましたら、少数ながら文鳥の飛翔写真を撮っておられる方もおいでてした。

とても上手に撮影されていました。


No.3   以上3枚は(絞りF1.8、シャッタースピード1/1000s、ホワイトバランスWBは蛍光灯モード)

中には、どうやって撮影するのか質問されている方もおられました。

鳥ブログ界でもあちこちで、同じような質問もお見受けしました。

でも、具体的な撮影方法に関しては見つけることが出来ませんでしたので

私なりの撮影方法を記事にしようと思います。


No.4  以下の写真は(F1.4~F1.8  1/1000s~1/3200s WBオート)


・撮影条件
 蛍光灯のみ、
 ストロボは無しです。

・カメラ デジタル一眼レフ Canon EOS 40D

・レンズ SIGMA 30㎜ F1.4 (4万円くらいです)


No.5

※撮影条件について

 ストロボを使用するとうちの場合キティちゃんがとても怖がるのと

 接近撮影では目を傷めるのではと思うので使用しません。

 ストロボを反射傘に当てて柔らかい反射光にする手もありますが、

 費用も手間も掛かるのでここでは取り上げないです。


No.6

※カメラについて

 デジタル一眼レフを使用します。

 コンパクトデジカメでは任意の各種設定に限度がありますので向いていません。


※レンズについて

 大口径の明るいレンズが有利です。

 カメラのCCD受光部には適正な光の量が必要です。

 文鳥が飛んでいるシーンを撮影するには早いシャッタースピードが必要です。

 1/1000秒でも動きの早い文鳥の羽の動きを綺麗に静止させるのは困難なくらいです。
 (No.3の写真では翼の先端はブレています)

 シャッタースピードを早くすると光の量が少なくなるので、レンズの絞りは

 その分大きく開かなくてはなりません。


 下表は一般的な室内の明るさでの絞りとシャッタースピードの関係です。


No.7
ちょっとした場所の違いで数値は変わりますので、大体の目安です。

1/1000s以上のシャッタースピードを得ようとするとF2程度の明るいレンズが

必要なようです。


ISOはCCD受光部の感度です。

 一眼レフでは設定を変えることができます。

 明るい屋外だとISO200とか400にして適正露光にします。

 室内だと感度を高くしてシャッタースピードを早くしたいのでISO1600にします。


さて、カメラもレンズも揃ったら撮影してみましょう~♪


平面図

No.8

※場所を選びます。

 逆光にならない場所がいいですよね。
 文鳥の行動パターンを研究しましょう~
 ケージから飛び出す瞬間とか、いつもお気に入りの場所から
 次の場所に移動するとかの瞬間です。


※カメラとレンズの設定

 ISO1600、設定ダイヤルをシャッター優先又は絞り優先にして
 1/1000s以上になるようにします。
 レンズの左横にあるAF-MのスイッチをMにします。
 マニュアルモードです。レンズのピントリングを70センチとか1メートルの
 撮影したい距離に合わせます。

※カメラをかまえる

 ファインダーは覗きません。
 両手でしっかりカメラを持って胸元にかまえます。

※シャッターチャンス

 文鳥さんが目的の距離に来た瞬間にシャッター押します
 ピントの合う範囲はとても狭いです。
 早すぎても遅すぎてもピンとは合いません。
 もしAFにしていたら、壁とかにピントが合ってしまい文鳥さんはピンボケです。
 根気よくチャレンジしましょう~

 

No.9

これはシャッターが数百分の1秒遅かったものです、



※絞りとピントの合う範囲(被写界深度)について


No.10

F1.4-1/1000sで撮影したものです。

ピントの合う範囲に注目して下さい・・・


No.11

F1.4-1/1600s



No.12

F1.4の時の拡大

被写界深度は5センチくらいです。焦点距離50センチの場合です。




No.13

F5.6-1/200sだと、随分被写界深度が広くなりますが

シャッタースピードは比例して遅くなります。



No.14

F5.6-1/60s 被写界深度は広くなっても手ぶれしたり少し早い動きはブレます。

プリンの足がブレてます。


以下の写真は(F1.4~F1.8  1/1000s~1/3200s WBオート)


No.15


No.16


No.17


No.18


No.19


No.20


No.21


No.22


No.23

これだけ撮影してもまだ納得が行きません。

日夜、文鳥へのストーカーは続くのです・・・

・・・


長い記事に付き合ってくださってありがとうございました。




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ありがとうございます。