本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、
埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
1月は穏やかに暖かい日もあれば、冬の嵐のような日もありましたね。
みなさま体調を崩されないようにあたたかくしてお過ごしください。
|2050年カーボンニュートラル
さて、「2050年カーボンニュートラル」という言葉を聞いたことはありますか?
カーボンニュートラルとは、地球上の炭素(カーボン)の総量に変動をきたさないように、
排出するCO2と吸収するCO2を同じ量にしてゼロにするというものです。
地球温暖化防止対策として、
「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにして、脱炭素社会の実現を目指す」
これが2050年カーボンニュートラルです。
これにより、日本も2030年代半ばにガソリン車販売禁止、
すなわち電気自動車への転換の方向へという話も出ていますね。
住宅においては
・2030年頃を目安にこれから建てる新築住宅がほとんどZEH住宅
・2050年前後を目安に、建っている住宅のほとんどがZEH住宅
となるということが目標になっています。
ZEH住宅はだいぶご存知の方が多くなってきました。
断熱性の高い省エネルギーの住宅に、太陽光発電を導入することで、
年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロの住宅です。
(※当社はZEH住宅5つ星ビルダーです)
|今後の家づくりの未来は?
住宅・建築物産業/次世代型太陽光産業の成長戦略工程表によると、
2050年カーボンニュートラルに向けて、まずZEHの普及拡大を進め、同時にZEHマンションの実証、省エネ住宅の普及・断熱性を向上させるリフォームの拡大が進みます。
その後、2025年ごろを目安に更なる規制の強化がされます。→住宅トップランナー基準のZEH相当が水準化されます。
そして2040年頃までに太陽光発電等の再生エネルギー導入を促す制度が整備される予定です。
|当社がZEH住宅をおすすめする理由
当社では新築住宅はご予算が許す限り、ZEH住宅をお勧めしています。
カーボンニュートラルのような世の中の動きがあるのはもちろんですが、
毎日帰って生活する家ですから、体に負担をかけず、居心地の良い家に住んでほしいからです。
そして、利用できる補助金を都度お勧めしています。
2020年は地域型住宅グリーン化事業の申請補助金利用住宅が5軒ありました。
こちらのお施主様もその対象となり⼤変喜んでいただけました。
完成見学会も開かせていただいて、その節は大変ありがとうございました。
また、お客様のおかげで六花舎設計は
ZEH住宅 5つ星ビルダーかつ、BELS認定は最高水準の5つ星をいただいています。
(BELSは 一般社団法人住宅性能評価・表示協会による建築物省エネルギー性能表示制度です)
あたたかくて、家族みんなにやさしい家づくり。
世の中、いろいろなことが起きていますが、家づくりにおいては住む人の体や心の健康につながる方向になっていて嬉しいです。
|これからはエネルギーを創る家
そうそう、カーボンニュートラルの話に戻りましょう。
記事冒頭でも書きましたように、カーボンニュートラルは「排出するCO2と吸収するCO2を同じ量にしてゼロにする」という考え方です。
今までは省エネということがよく言われてきました。
そして、2050年に向かっては創エネが話題になってきそうです。
エネルギーを自ら作り出す家です。
例えばちょっと聞いた話なのですが、日中光を浴びたカーテンが自動で開閉できるくらいの電気をつくるという話もあるそうです。
家が自分で発電してくれたら、電気自動車で家で充電すればよいですし、災害のときも自家発電できるなど、暮らし方がぐっと変わりそうですね。
家づくりの研究に終わりはないです。
ワクワクしながら2050年カーボンニュートラルに向かって、家づくりも進化していきたいと思います。
ちなみに六花舎設計のモデルハウスはもちろんZEH住宅です。
ご興味のある方は、見学にいらしてみてください!
こちらからモデルハウスの見学予約ができます。