ROOM210-付録

10年ぶりブログ復活!

GrecoGOⅡ700NT

2008年02月06日 | ギター
C級ギターコレクション第二弾。
GrecoGOⅡ700NTです。

前回のAnboyを買った後、もう少し良いギターが欲しいなとヤフオクを探してたらGrecoGOⅡが有ったので、ついつい懐かしくて落としてしまいました。
このギターは1979年式で、私がギターにのめり込んでいた頃発売されてたギターです。(歳がバレバレ)

当時はArembigとか、B.C.Richとか、スルーネックで電子回路満載の次世代ギターが出始めた頃で、日本のメーカーもこぞって真似してた時代です。
Arembigが確か100万円ぐらいだったかな?B.C.Richも今と違って一番安い物でも30万円超えてたと思います。
当然そんなもん買える訳もなく国産類似品に走ってたんですね。
そんな類似ギターの名作がGrecoのGOシリーズです。
製造は富士弦製造で、海外にはIbanezブランドを付けて販売されてました。

このGrecoGOⅡ700NTは当時7万円で販売されてた中級者向けギターで、GOシリーズの中では安い方ですが、一応スルーネック構造です。
特にこのギターはメーカーオプションのディマジオ付きでお買い得品です。(当時ディマジオが流行ってた)
トレモロはGrecoオリジナルですが、Musicmanのギターに装着された事も有りました。

一見、フェンダーのシェイプに見えますが、ネックの角度はGibsonです。(長いヘッドで角度付きなので置いたり立てかけたりするのが大変)
おまけにGibsonミディアム・スケールで、ネックの幅もGibsonのスタンダードと一緒です。


ネックにはトラ目も出て、結構良い感じです。
こんな30年前のギターがいまだに’ん万円’で取引されてるんだから凄い。
この時代、日本のギター製造技術は世界に並び、オマケに良質の木材がまだまだ安く流通してた時代ですから、この頃のギターは良い物が沢山あります。

で・・・・このギターですが、やはり作りが良いです。
サスティーンも良く、音も非常にクリーン。
でも、もうひとつ味に欠ける気もする・・

残念なのは塗装がかなり傷んでいる事。
塗装やりなおしてオーバーホールしようかと思ったんですけど、メイプル指板にスルーネックではお手上げ状態。
結局、ギターが増えすぎたのでヤフオクで売りました。
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