「ギターをやっている奴にろくな奴はいない」
って言って事件起こした高校生が居ましたが・・・・確かに。
それでもまだ続いてますC級ギターコレクション。
今回はフェルナンデス製TE-80です。
たぶん80年代の製品で、BUCK-TICKのHIDEモデルです。
黒いボディに白い線を入れるとそのまま布袋寅泰モデルでもあります。
何でこれ買ったのかと申しますと、fender MUSTANG用にFGIアクティブピックアップが欲しくて部品取り用にヤフオクでギターごと買ったんです。
写真では綺麗に見えますが、音も出ず塗装はボロボロジャンクですけど、何故か入札が多くて5千円以上もしてしまいました。(>_<)
ピックアップだけ取って後は捨ててしまう予定だったのですが、ちょい勿体ないかも・・・
ネックの取り付け部分。
型番はTE-80ですね。
と言う事は定価8万円。
当時としては中級機種かな?
元々は眩しい白色だったんですね。
今の色は左端の黄色い色・・・(>_<)
「白だ」って書いてありますけど・・・・
幸いな事にネックもボディもフレットも全く問題なし。
しかも弦を張って弾いてみると結構良い生音! 結構良い木が使って有るんでしょうね。
こりゃダニ・ギター工房?でレストアしてみるかな?
まずは色落とし。
これがまた大変なんですよ・・・・
今回は染色してウォールナット風に仕上げる予定だったのですが、目止め剤が残ってると着色してくれませんでした。(>_<)
目止め剤もすべて落とさないといけないので大変な作業でした・・
今回の目玉品はこれ! 何とスポルテッド・メイプルの突き板です。
極薄ですけど本物スポルテッド・メイプルで、ギターよりもお金かかりました。(>_<)
突き板を貼ったところ。
水で湿らせて延ばしてから貼るのが突き板を貼るコツですね。
乾燥したまま糊を付けて貼ると、貼った後からシワが出来てしまします。
でも・・・よく見ると突き合わせのセンターがずれているような・・・
ちょい失敗。
スポルテッド・メイプルの木目です。
安物のギターに使われてる木目の写真と違って本物は見る角度によって見え方が変わるので非常に綺麗。
そりゃ高いはずだ。
表側は赤色に着色してmusicmanのAXISっぽく仕上げて見ました。
仕上げはクリアー7回塗り+水研ぎ+コンパウンドです。
ヘッドも同じ仕上げ。
ロゴはフェルナンデスの旧ロゴね。
それにしてもこのコンコルド・ヘッド?の形は馴染めんなぁ・・
アクティブピックアップは位相反転出来ないので、位相反転アンプを入れてフェイズアウト・トーンが出せるようにしました。
これは本家には無い機能。
完成~~~
まぁまぁの仕上がりだと思います。
裏とネックはウォールナット風ですぜ。
最近はギターを弾くよりレストアしている方が長いと思われ・・・(>_<)