皆様ご無沙汰しております。
NS-10Mが落ち着いて更新するネタが無くなってしまいました。
家族から大量のスピーカーを処分せよと命令が下ったのですが、何か買わないと寂しいんですよね。。(殆ど病気)
という事で久々買ったのがJamo307ってデンマークのスピーカーです。
状態はいまいち。
サランネットは片側ボッキリ折れて、ウーファーのセンターコーンが白くなっています。
ただしエッジはゴム製でばっちり。
早速音を出して見ると解像感たっぷり高級っぽい音!
でもなんか重い。暗い。。。
ネットで検索してみると「軽い」「低音が出ない」というレビューがありましたが、うちのJamo307はまるで逆。
低音はこのサイズのウーファーにしては出ます!
ダクトを塞いだB&W707よりも出てます!??
と言うよりこの部屋では低音が暴れて手に負えない感じで、これもダクトは完全に塞いだ方が良さそうです。
それより高音が寂しい。
高域は伸びているのでこもった感じでは無いのですが、ツイーターのレベルが低い感じがします。
脳天気なNS-10Mと聞き比べているのが原因なのか、全体的に低域よりのずっしりとした音に聞こえます。
ダメ元でばらしてみました。
ネットワークのコンデンサーはフィルムなので問題なし。
あとはツイーターの分解。
ツイーターはプラスチックの爪で固定されているだけですので、簡単にバラせます。
(黄色い端子が「+」ですが、逆側の端子にマジックで+と書いてしまってます。。。)
あ~~~なるほど。
磁性流体が入っていました。
磁性流体は古くなると堅くなり、ボイスコイルの動きが渋くなるんですよね。
以前のB&WCDM1では完全固着してツイーターから音が出なくなってましたから。
という事で早速磁性流体を交換します。
中に入っている古い磁性流体を型紙で取り除きます。
ボイスコイルに付着した磁性流体もパーツクリーナーで取り除きます。
買った磁性流体はこれです。
ブランド: 香川塩ビ工業
マグオイル (ライト・ミディアム・ヘビー・空容器→バリエーションから選択) 磁性流体 汎用スピーカー用
Amazonで売ってました。
粘度も3種類有りますので、ライトを購入しました。
シリンジで磁性流体を注入。
これ気をつけないと磁石に引きつけられてどんどん吸い込まれるんですよね。
ついつい入れすぎになるので気をつけないといけません。
いったんボイスコイルを置いて溢れるようでしたら磁性流体を取り除きます。
足りないようでしたら継ぎ足します。
続く・・