まるこの「時事和訳ブログ」

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フランスで同性愛者の結婚と養子に関する法案が議論される

2012-11-07 | Weblog

同性愛者の結婚と彼らの養子受け入れを合法化する計画がフランスの社会主義政府の会合で議論される予定です。

フランスはすでに同性愛者間のシビル・ユニオンを認めていますが、それを彼らの権利にすることがオランド大統領の選挙中の公約でした。

彼はその案に対する強い抵抗に遭っています。

これは彼が5月に選ばれて以来遭遇している最も分裂を起こしかねない問題の一つだと記者が伝えています。

法の草案がオランド内閣に提出されているので、1月にフランスの議会で議論される予定です。

1,000人以上の市長が草案に反対する請願書に署名しました。75の市や町で抗議集会が行われました。野党議員の一人は、同性愛者の結婚の合法化は複婚につながると言います。

週末に、フランス司教協議会の会長は同性愛者の結婚を「究極の欺瞞」と表現しました。

政府内にも相違があり、法案は同性愛者のカップルのための人工授精の国家基金を提供するところまで含めるべきだと主張する議員もいます。

フランスでは、現在、結婚している夫婦だけに養子が認められていますがシビル・ユニオンのカップルには認められていません。

ドイツやスエーデンや英国を含む多くのヨーロッパの国が同性愛者に養子を認めています。

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ウイキによれば、『シビル・ユニオンは、結婚に似た「法的に承認されたパートナーシップ関係」を指す言葉』とあります。オランド大統領は公約により同性婚と養子受け入れを合法化する予定のようです。社会主義者らしい寛大な措置ですが、一般的には受け入れられ難い問題ですね。結果はどうなるのでしょうか。


数万人がブラジルで最も大きな教会の開会式に出席

2012-11-06 | Weblog

数万の人々がブラジルで最も大きな教会、サンパウロにできた神の母の教会の開設式に参加しました。

ブラジルは世界で最もカトリック教徒が多い国ですが、ネオ‐ペンテコステ派が勢力を伸ばしているので、教会は影響力を維持するのに苦労しています。

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今日はブラジルに最大規模の教会ができたという短い記事です。カトリック教会は新興宗教のネオ‐ペンテコステ派の勢いに苦心しているようで、ここにも宗派の問題があるようです。


酸を浴びせて娘を殺したパキスタンの両親は不名誉を恐れていた

2012-11-05 | Weblog

15才の娘に酸を浴びせて殺した容疑でパキスタンで逮捕された両親は、彼女が青年を見たので暴力を振るったと言っています。

少女の父親は、彼女が家族に不名誉をもたらすことを恐れたとBBCに語りました。母親はそのようにして死んだのは彼女の運命だと言いました。

両親は、先週、パキスタン領カシミールで逮捕されました。

パキスタンの人権委員会は、昨年名誉の殺人で943人の女性が殺されたと報告しました。

2010年から100人以上の増加になります。

事件はKotliの南部地方の人里離れた村で起こったと警察が発表しています。長女によって両親に注目が集まった事件と言えるでしょう。

アヌシャとだけ知られている少女は、体の60%以上の火傷を負っていることが分りました。 父親のザファーさんが事の始終をBBCに語りました。

「青年がオートバイでやって来ました。アヌシャは彼を二回振り返って見ました。私は、男性を見るのは悪いことなので見てはいけないと言いました。でも、彼女は見てしまったので、人々は私達のことを噂しています。」と彼は言いました。

母親のゼヒーンさんは続きを語りました:「娘はわざと見たのではない。もう見ないと言いました。その時すでに彼女に酸を浴びせていました。このように死ぬのが彼女の運命でした。」

アヌシャさんの父親は、娘を家の中に入れて殴りました。それから妻と協力して酸をかけたと報じられています。翌朝まで娘を病院に連れて行かなかったと役人は言っています。

娘はすでに家族に不名誉なことを行った。二度と辱められたくないと両親は言っています。

そのような殺人が比較的稀なパキスタン領カシミールでは珍しい事件だと警察は言います。

3月に、パキスタン領カシミール政府は、酸の事件を無期懲役の刑事犯罪にすることを決めました。

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驚くべき事件です!

ウイキによれば、「名誉の殺人(honor killing)とは、女性の婚前・婚外交渉(強姦の被害による処女の喪失も含む)を女性本人のみならず「家族全員の名誉を汚す」ものと見なし、この行為を行った女性の父親や男兄弟が家族の名誉を守るために女性を殺害する風習のことである。イスラーム文化圏では同性愛者も対象となる。」とあります。

世界の旧風習がイスラーム圏ではいまだに実践されているというのは本当に驚きです。しかも、この記事のアヌシャさんは少年を二度振り返って見たというのが理由とは!?


米国の警察のヘリコプターがアトランタで墜落して2人が死亡

2012-11-04 | Weblog

 

警察のヘリコプターがアトランタで墜落して搭乗していた2人の警官が死亡したとジョージア州政府が伝えています。

ヘリコプターは混み合った道路の近くの人口密集地に墜落しましたが地上の怪我人はいませんでした。

名前は発表されていませんが、警察は行方不明になっていた9才の子供を捜索していました。子供は無事に見つかりました。

ヘリコプターは、土曜日の現地時間22:30 頃墜落しました。

未確認の報道によれば、地域の電線にぶつかったそうです。

ローカルテレビ局は、その後、道路の近くで燃えている破片のように見える物の写真を放映しました。

「一人でも警官を失うことは、警察本部長が直面しなければならない最も辛い事です。」とするアトランタ警察本部長のターナー氏の言葉をCBSが引用しました。

「それが二人です。私だけでなく、アトランタ警察署全体にとっても非常につらいことです。」

米連邦航空局が墜落事故を調査しています。

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搭乗していた2人の警官は、事故の1時間くらい前に行方不明者の連絡を受けて捜索していたそうです。レストランやアパートなどの密集する場所で近くにはバス停もあるそうですが、バス待ちの人がいなかったなどで怪我人がいなかったことは幸いでした。殉職警官にはお気の毒ですが。


イスラム教徒のファッション雑誌がVogue誌より販売部数を伸ばす

2012-11-03 | Weblog

イスラム教徒のファッション雑誌Alaが、保守的で粋なトルコの女性市場にアピールし、最初の出版年に、Vogue誌や他の多くの既存のファッション誌より多く売り上げました。

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短い記事ですが、イスラム教徒の女性ファッション誌が初年に人気ファッション誌Vogueを販売で追い抜いたという記事です。イスラム教徒の女性は常にスカーフを被らなければならないのですが、そのスカーフやお化粧でおしゃれを楽しんでいるようです。