同性愛者の結婚と彼らの養子受け入れを合法化する計画がフランスの社会主義政府の会合で議論される予定です。
フランスはすでに同性愛者間のシビル・ユニオンを認めていますが、それを彼らの権利にすることがオランド大統領の選挙中の公約でした。
彼はその案に対する強い抵抗に遭っています。
これは彼が5月に選ばれて以来遭遇している最も分裂を起こしかねない問題の一つだと記者が伝えています。
法の草案がオランド内閣に提出されているので、1月にフランスの議会で議論される予定です。
1,000人以上の市長が草案に反対する請願書に署名しました。75の市や町で抗議集会が行われました。野党議員の一人は、同性愛者の結婚の合法化は複婚につながると言います。
週末に、フランス司教協議会の会長は同性愛者の結婚を「究極の欺瞞」と表現しました。
政府内にも相違があり、法案は同性愛者のカップルのための人工授精の国家基金を提供するところまで含めるべきだと主張する議員もいます。
フランスでは、現在、結婚している夫婦だけに養子が認められていますがシビル・ユニオンのカップルには認められていません。
ドイツやスエーデンや英国を含む多くのヨーロッパの国が同性愛者に養子を認めています。
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ウイキによれば、『シビル・ユニオンは、結婚に似た「法的に承認されたパートナーシップ関係」を指す言葉』とあります。オランド大統領は公約により同性婚と養子受け入れを合法化する予定のようです。社会主義者らしい寛大な措置ですが、一般的には受け入れられ難い問題ですね。結果はどうなるのでしょうか。