田舎の老後生活

老後の田舎生活ではなく、もともと田舎者の気楽な老後生活です。

パークゴルフ場あちこち その2 やく草の森 新地パークゴルフ場(福島県新地町)

2023-04-27 21:07:13 | 日記

やく草の森 新地パークゴルフ場は、福島県相馬郡新地町の釣師浜(つるしはま)漁港海岸でプラごみ拾い作業の後、立ち寄ってみました。今年は初のパークゴルフです。

年季の感じられる小さなゴルフ場。自動販売機などなく、瀬戸物の大きな急須と茶碗が並んでいる。
フィールドは小さいほど高齢者に優しく、大きければ高齢者になりたての人たちの力を受け止められる。

先に愉しんでいたグループのおば(あ)さんに声を掛けられた。「一緒にどうですか」「いえいえ、わたしなど入ったら足手まといになりますから」
いっしょにプレイをした方が本当はいいのだろう。その方が、マナーが身につくというものである。



赤湯温泉・公衆浴場 烏帽子の湯 公共のマナーがしっかり生きている!

2023-04-26 19:13:03 | 日記

小学生の頃、宮内駅前、南町の自転車屋さんの安彦さんに連れられて、自転車で赤湯の公共浴場(公衆浴場、共同浴場他いい方がいろいろある)までサイクリングし、帰りは、ビー玉の入ったラムネを飲んで帰るということが、2,3回あった。
宮内の人たちもけっこう愛用しているのが、100円風呂の公共浴場だ。それが、どんどん様変わりし、昭和のレトロな浴場は「烏帽子の湯」だけになってしまった。それも、中が改装され便利にはなったが、レトロっぽくなくなってしまった。それでも、外観は昭和レトロを保っていてとってもステキである。

中で、宮内の顔見知りの人たちと出会うと、大声を上げて挨拶してしまう。相手から「シーッ!」と指を口の前に立てて抑制される。公共の浴場は、様々なマナーがしっかり守られていて、これも大好きなところだ。

私など下半身を洗うのに、つい立って洗い、そのまま立ってシャワーを浴びたくなるのだが、皆さんは、中腰になって下半身を洗う。立つというのは、近くの人にかかってしまうので、それを避けるためだ。タオルを湯船に入れる人など1人もいない!
新しくできた「湯こっと」などでは、同じ赤湯とか南陽の人とは思えない、マナー違反の人を見かける。湯船の中に自分のタオルを浸すのだ。
風呂場が新しくなると、マナーも失ってしまうのかもしれない。残念なことだ。
その点、烏帽子の湯は最高に伝統の作法が生きているのだ!

ちなみに、20年前など、風呂を仕切っている方がいて、新顔の私を見ると「譲ってやれ」と誰かに指図してくれた。すごいよね、これって!



天体観測  南陽市民天文台

2023-04-23 11:30:01 | 日記

夜は真っ暗になるので、明るいうちに天文台の写真を撮ってみました。

22日(土)夜、南陽市宮内の双松公園にしつらえてある南陽市民天文台にて、月、金星(金星も望遠鏡でのぞくと、月のように欠けたりするのだと言うことを初めて知った)から始まり、これまで写真やテレビでしか見たことのない星雲を見せてもらってきた。感動ですよ。一人で夜空を見あげ、無数の星たちの中から星座を見いだすのが、まずは基本なのかとは思うのだが、やはり、先達の解説を拝聴するのはとても楽しい。
肉眼での星座や星の名前を説明してもらうことから始まり、30センチ望遠鏡での月、金星、二重星、星雲を見せていただき、とても満足の夜だった。

その天文台のある高台から東の秋葉山の方角を見ると、なにやら、明るい塊が見える。たくさんの自動車が集まっているように見えたり、ライトが照らされているように見える。灯りがときどき揺れているので、パトカーの赤ランプが回転しているのかとも思える。
観測が終わって、その現場に駆けつけてみると、それぞれのハウスの中で火が炊かれているのだった。
そう、昨晩はとても冷えて、霜注意報があったのだ。天体観測で浮かれている一方、作物が霜でやられないよう、神経ピリピリに温めている方たちもいるのだった。

第6回 清六平森林公園構想会議  熊野大社證誠殿喫茶店にて 4月20日(木)

2023-04-22 17:32:29 | 日記

本来、300町歩の山を持っていたのだが、戦後のどさくさで、国有林化されてしまい、少しだけ返してもらったのを含めて現在は38町歩の米沢市と福島県の県境の板谷にある清六平。「清六」とは、現在の持ち主のお父さんの名前。お父さんが開墾し、莫大な金額を投資したというのに、土地を取り上げ、お金はもらえなく、一家は破産し離散。米沢からみんな出て行った。
こんな悲劇をなんとしても解決したい。そして、返してもらった山を森林公園にしたいとの夢を持っている高野さん。もう、82歳。待ったなしで、夢の実現の前の、山の国もしくは山形県から返却してもらわねばならない。

その最終の想いを胸に秘めながら、現在所有の38町歩をなんとか活かしたいとの思い。
また、今回も新たな方たちに会議に参加してもらい、現実的な構想を語っていただいた。

山主の高野さんは、天文台を作りたい、研修所を作りたい、公園を作りたい、そのような夢を語るが、今ある土地から収益をいくらかでも得なければと意見が出た。

実際、山菜など、長年放置された山ゆえ、いろんな方たちによって、採り放題、荒らされまくっている。コシアブラとかタラの芽とかである。これをなんとか採集し売却すれば、いくらかでも収益が出るというものである。
地元の方たちに、これをお願いしよう、ということになった。
さらに、今回参加した方たちが山を見たいという。当然の意見。近々、山にご案内することになった。

図書館巡礼 その5 高畠町立図書館(山形県高畠町)

2023-04-09 09:30:21 | 日記


この新しい図書館の前の小さな図書館も好きだった。デスクが窓に置いてあり、自然の光で本を読めという、サステナブル?なやり方は良かった。窓から見える風景も高畠らしいところがあってよかった。
図書館の特色としては、児童図書が近隣の図書館よりも多い、と子どもには感じられるところだ。
孫たちは、始めは南陽市の図書館を利用していたが、高畠の図書館に連れて行くと夢中になってたくさんの本を借りだした(もっとも、マンガみたいな読み物ですが)。
新しい図書館の良さは、Wi-Fiとパソコンを持ち込み使えること。
図書館と言っても、調べるとなると、最初は、そしてときには最後までインターネットが頼りだ。
例えば、南陽市の図書館で宗教のことを調べようとしても、それほど資料はない。ネットが頼りになる。ところが、ネットは使えない。スマホが頼りになるが、ディスプレイが小さいので不便だ。ギガも気になるし。
そこでCO2を余分にまき散らして米沢の図書館に通っていた時期もあったが、コロナになって米沢の図書館も使いにくくなった。
最後の頼みが、この高畠の図書館なのだ。

どこの図書館もそうなのだろうか? 雑誌のバックナンバーを求めたら、1年ごとに廃棄しているという。図書館って古い資料も保管するところだと思っていたが、これにはものすごくがっかりした。