実は平成29年に「南アルプス・ユネスコエコパーク」がらみで、「雷鳥サポーター」育成講座というのがあって、
受講して登録しているんです。
実は、その講座の後、雷鳥に遭遇できたのは、昨年の8月の北岳の山頂直下の親子だけですが…(;^ω^)
この週末、ちょっとした講座があったので、勉強がてら参加してきました。
午前中は、地質学の専門の輿水達司先生のお話。
北岳付近に赤道付近の地層が動いて隆起し、そこには特別な石灰岩質で貴重なお花が咲くとか。
南アルプスは、1年に3mm成長しているとか(笑)
後半は、山梨県の南アルプスの河川を管理する、富士川砂防事務所の職員さんのお話でした。
現状と課題。
この貴重な自然と現在の姿をどう残していくのか。
そんな未来へ向けたお話が聞けました。
お花が好きな私としては、地質学が面白かったです。
貴重なお花が咲く珍しい地層のでき方の魅力感じました。
また、南アルプスより八ヶ岳の方が古いのだから、八ヶ岳も見逃せないですよね!
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午後は、雷鳥サポーターの講座でした。
今更ながらに、雷鳥の目撃情報の報告に足の輪っかの写真が必要とか…知らなかった。
また、上野動物園で昨年から雷鳥の展示がはじまり、その担当の高橋様からのお話も面白かった。
高橋さんて、時々、雷鳥の写真展とかもされる方ですよね。
ちょっと前に北岳で夏に雷鳥の成長を監視していた中村さんの話や、
一緒に仕事をされている小林様のお話も面白かったですね。
今年は中央アルプスでの雷鳥の移住のプロジェクトが大きいことだとか。
トキの繁殖にも成功したように、雷鳥もその種を絶やさない取り組みに期待したいですよね。
山では、比較的天気の悪い日に現れる雷鳥。
今年はちゃんと報告できるように、じっくり歩きたいと思います!
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冬物セールを展開中のアウトドアショップ「ELK」さんを帰りに訪問。
「甲斐百山」という本を、日本山岳会山梨県支部が発行したと聞いていたので、購入しました。
なんでも、「山梨百名山」に入っていない山を選出したようです。
地元では、日向山付近で…「中山」「鞍掛山」「大岩」とか入ってました。
藪山はだれかと行くに限りますね~♪