
久しぶりの尾瀬は、話題の『尾瀬小屋』メインで決めたので、天気は我慢。

それでも、草紅葉の尾瀬を満喫してきました♪
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当日のYAMAPの記録はこちら!
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前日の夕飯後に出発。佐久経由の藤岡JCから赤城、沼田で下車。
道の駅かたしなで車中泊でもよいなと思いましたが、快調だったので大清水へ。
真夜中の2時前に到着。始発は5時から。とりあえず眠りますZZZZ・・・

5時間寝て、5時起床。曇ってるなとゆっくりしていると・・・晴れてる?
パンを一つ食べて、6時半の低公害バスに乗車。700円。大清水には有料トイレもあり。
バスの始発は季節や曜日によって変動あり。ご確認を。この9月29日は金曜、最後の夏休みでした。

15分くらいの乗車で、一ノ瀬の休憩所に到着。こちらも有料トイレ、パンやジュースの自販機あり。
昔、燧ケ岳を最初に登った時は、大清水から歩いてピストンしましたね。
低公害バスが出るようになってからは、バスを利用しています。
ここのところは行きはこちらで、翌日に至仏を登って鳩待から戸倉、戸倉からはバスで戻ることが多かった。
今回は翌日の行動は天気次第。

すぐに登山口で、歩きやすい道。三平峠を越えてまずは尾瀬沼へ。

石畳の道と木道で歩きやすいけど、雨の後で滑りやすかった(´;ω;`)

昔は美味しい水で飲んでいた岩清水。現在は飲用に適していませんとの案内でした。
確かに、この近くで鹿さんに遭遇。獣が歩いている感じでした(笑)

ツルリンドウのお花と赤い実

紅葉にはまだ早かったが、静かなコースでなかなかです。

峠手前からは木道がほとんど。ここで、うっかりしていたら転んでしまって(泣)
その後は慎重になりましたね(笑)

三平峠。ここからは下りです。さらに要注意。

晴れた尾瀬沼がチラリ・・・

三平下。

いつものベンチで尾瀬沼にかかる虹。残念ながら燧ケ岳の山頂は雲の中。

歴史を感じる長蔵小屋。

長蔵小屋の先の展望ポイントから。秋はじめ。

沼山峠への分岐。草紅葉が輝いていました♪


沢の中にいた草。牧野先生が言っていた、ヒシかな?

沼尻。小屋は再建されていますが、売店は営業していませんでした。トイレあり。

みんなの休憩ポイント。ここから見晴の間は、展望の開ける場所は少ないですからね。

お昼を目指して、見晴らしへ向かいます。

足元にはモウセンゴケ

たくさんあったおはな

広葉樹と針葉樹の境目を感じながら・・・

秋です。ようやく涼しくなりました。

秋の尾瀬沼を満喫して・・・見晴へ

ここからはごろごろの石エリアを経て、峠を越えて・・・。展望はなし。

きのこ

時々木道

そしてようやく「尾瀬小屋」に到着。
確か、向かいの弥次郎小屋さんや隣の長蔵小屋に泊まった時は休業中で、いい場所なのにと思っていたなあ。

評判の尾瀬小屋。グルメ!! 午後1時から泊りの受付ができるというので、チェックインしてから・・・
泊りは2食付きで13000円。モンベルの会員で500円割引でした。

畳2畳のお部屋。鍵はなくて、貴重品は別に貴重品ロッカーの利用ができます。

畳のふちには尾瀬の文字。窓はあるけど、高いので景色が眺められる感じはないのが残念。

泊りのご飯メニュー
朝ご飯はお弁当にして至仏山にも上りたかったけど、どうも天気は良くないらしいので・・・朝ご飯へ。
荷物を整理したら・・・お昼ご飯へ

本場タイ仕込みのガパオライス、1200円。ピリ辛と新鮮玉ねぎとか、山小屋のご飯には思えない。

至仏山を眺めながらテラスにて・・・こんな時間も良い💛
天気が良いので、まずは散歩に。竜宮から周回か、牛首まで行って周回か・・・

前回宿泊したお向かいの弥次郎小屋さん。ここも1回は喫茶店。尾瀬ヶ原に面していていいよね。

振り返った見晴越しの燧ケ岳

至仏山

竜宮小屋。ここもいつか泊まってみたいなあ。立地は中間でいいよね。

もしゃもしゃのアザミ

リンドウ

燧ケ岳

元気に紅葉満喫してます♪

逆さ燧ケ岳

草紅葉に青空生える

柄の長いアザミ

ようやくしっかり見えた燧ケ岳。

ウメバチソウ

最後の1株、チョウジギグさん🌸

羊草の紅葉も良いよね

最後の1輪のアケボノソウ(^^♪

背の高い、葉が細いシダもありました。
小屋の本の中に、牧野博士が尾瀬を訪問した際の話がありました。
何回か訪問したそうですが、2回目以降はあまり歓迎されず、泊りの予約は受けるなと言われたとか。
貴重なお花を根こそぎ取ってしまうというような印象をもたれたようです。
実際はどうだったんだろう・・・
尾瀬でモウセンゴケの長葉を見つけたり、タカネシダを見つけたそうです。

4時過ぎに戻ってきました!尾瀬小屋のテラス。念願の・・・

フレンチトーストです♬

焼け目のパリ感、内側のしっとり感、が絶妙で、1200円はお得すぎ!!
アイスとクリーム、はちみつもたっぷり♡ またいただきたい!!
そしたら、夕飯は5時半からですが、入浴が5時までだったので、急いで入浴を。
写真を撮りそびれましたが、伏流水を沸かしなおして使っている湯で、さっぱりできてよかったです。
そして、夕飯タイムです。

再度登場。

メインのチキンのコンフィははしでもほぐれる柔らかさ。山小屋で洋食スタイル、素敵です♪

お腹いっぱいです。ごちそうさまです。
今回は、戦略にまんまとはまって、夕飯+グルメ目当ての尾瀬小屋泊でした♡
これにデザートのベリーのムースのケーキが付きました。あとから出てきたので写真撮りそびれちゃいました(泣)

夕食後は、テラスでお酒を楽しむ方が多かったですね。

弥次郎小屋さんも1階の喫茶がおしゃれ。
尾瀬小屋さんが、ここを目指す宿を目指して改革を発信して活気が生まれ、
周辺の山小屋や尾瀬全体も元気になっているとのことでした。
お酒を引退した私は、もっぱら甘いものにしか目はないのですが…
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話題のものに弱い私。最近、尾瀬にはグルメがあるとのことで、尾瀬小屋に泊まってみたくなりました。
このご飯のクオリティー、山小屋とは思えないです。
ただ、キャンプで泊まっている人もコンフィやケーキは単品でも食べられることから、限定感は弱いかも。
一度は泊まってみること、お勧めします。
実は私、第二長蔵小屋、弥次郎小屋、元湯温泉、山の鼻に泊まった経験があります。
それぞれに特徴があります。伝統的な和食なら長蔵小屋さん。全体的の施設の安定なら弥次郎小屋さん。
近代的な施設なら山の鼻かもです。
この尾瀬小屋グルメは、近くの別の小屋やテント泊でテラスにご飯だけ食べに来てもいいかもですね。
今回の目的の尾瀬小屋グルメを満喫して、がっつり散歩して疲れて、消灯の8時には爆睡しました。
この日は中秋の名月でしたが、残念ながら雲が多く寝てしまいました。
ただ、ネットにも名月が出ていたので、夜中にはきれいな月が見えたようですね。(笑)