富士塚No.50
花又富士から毛長川沿いに歩き淵の宮氷川神社へやってきました。登り旗が高々と建てられており、明日がお祭りのようでした。
所在地:足立区東伊興2-12 -7
概要
当社は足立区内最古の氷川社で、往古、淵江領の総鎮守であった。江戸期に村々の開発がすすむと共に、各地にも鎮守が祀られ、この社は伊興、竹塚、保木間三村の鎮守となり、明治5年からは伊興村の村社となった。 奥東京湾の海中にあった足立区が、陸地化 していく過程で、この附近が最も早く陸地 となり、大宮台地あたりからの移住者が、 武蔵国一の宮である大宮の氷川神社から分霊を勧請したものと考えられている。当時はまだこの周辺は淵が入りくんでいたとこ ろから「淵の宮」と呼ばれ、また区内一帯 の呼称として、淵江郷、淵江領が生じたも のであろう。 付近一帯は、古代遺跡で、弥生式土器、土師器、須恵器、また鏡・勾玉・管玉・臼玉 などの祭祀遺物や漁具として土錘、さらに 住居趾、井戸跡など生活遺構がたくさん出 土しており、伊興遺跡といわれる埋蔵文化 財包蔵地を形成している。 昭和57年12月足立区登録記念物(史跡)と した。(足立区教育委員会掲示より)
淵の宮氷川神社鳥居
淵の宮氷川神社拝殿
今日はお祭りのためか中が公開されていました。能面や富士山の絵などが飾られていました。
境内社 左に三峰社、右に熱田社
浅淵の宮氷川神社間社
教育委員会の掲示板のとおり神社の斜め前に「伊興遺跡」がありました。
左奥に竪穴式住居のレプリカ、右側の膨らみは方刑周溝墓
入館無料とありましたが次の富士塚が待っているので少し名残惜しくも資料館の中は見学しませんでした。