緑香庵通信

三軒茶屋から世田谷線で6分・松陰神社前のアロマテラピーサロン。

花粉症のお話(その2)

2007-01-15 10:00:00 | 「緑香庵」的なもの
花粉症と左の肩甲骨の関係。
前回のつづきです。

この件に関しては私はまだ何も語れるだけの
根拠を持っていないので、
完全に受け売りであることをご容赦いただいて、
ひとつの「物語」としてご理解いただければ幸いです。
ですがこの物語、私にはとても有効で、
生活の中で現れる体のちょっとした不調を
事実、助けてくれているのです。

その「物語」とは…

体は絶えず開いたり閉じたり、膨張したり収縮したり、
一定のリズムを刻んでいる。
それは部分にも全体にもあてはまり、
頭蓋骨も骨盤も肩甲骨もある周期で動いている。
その周期も一つではなく、
一日単位の変化もあれば、一生を通した変化もある。
花粉症の反応についていえば
一年単位のリズムが関係している。


冬の間、全体として小さく縮んでいた体は、
春に向けてだんだん開こうとしている。
開いていく際、全方向に一斉に動くのではなく、
まず左側から開き始める。
(どうして左なの?って聞かないでください(笑))
その時にうまく開けないと、風邪のような症状をおこして、
体が弛み開くのを助けようとするのが花粉症の症状である。
花粉症そのものはアレルギー反応であるが、
体の要求がアレルギーを利用しているのである。


…というお話です。

「はあー?」の方もいらっしゃるでしょうが…。

この話しと似たようなことが他にもありました。
骨盤の開閉はほぼ28日周期でおこります。
女性の場合は顕著ですね。
その開いていくべき時期、排卵から月経が始まるまでの時期に
毎月必ず風邪をひくという友人がいます。
正確に言うと風邪のような症状が出るということですね。
微熱がでる、くしゃみ・鼻水が出る、
咽喉もなんだか変な感じ。
で、仕方なく毎月風邪薬を飲んでいるというので、
せめてハーブで対処しようということで
エキナセアのサプリメントを紹介したことがあります。

身体は弛(ゆる)みたいのに弛みきれない時、
このような反応を起こすことがよくあります。

本当にそうなのかどうかは、確かめようもありませんが、
この説に基づいて対処をしていくと、
面白いように好転していくことがあります。
全てとは言いませんが…。
(またもや次回につづきます)