緑香庵通信

三軒茶屋から世田谷線で6分・松陰神社前のアロマテラピーサロン。

ようこそ更年期

2007-02-01 16:22:10 | 女性の身体
来たか、とうとう。

最近とみに視力が落ちてきました。
ここ数ヶ月で急激に進んだ感じです。
パソコンのディスプレイが見づらくってしょうがない。
決心して眼科へ受診したら、
「お気づきかとは思いますが、老眼ですね。」
と優しく言われました。

そして一昨日の晩、自分の頭に大量の白髪を発見!
いつも数本の白髪が発生する場所がきまっていたのですが、
そこ以外からもまんべんなく生えてくるようになったみたいです。

そしてそれから、ここのところ
お月様のリズムも不安定。
困ったもんだ。

春も間近というのに、
なんだか景気の悪い話で申し訳ありませんが、
そろそろやって来ているようですね、更年期。
まあ、46歳だし順当なところですか。

 ◆ ◆ ◆

アロマテラピーの勉強を始めてから、
身体のことについて、初めて知ったことがたくさんありますが、
更年期についての知識も、そのひとつです。

人は「ホルモンの嵐」にさらされる時期が
生まれてから最低2回あります。
1回目は思春期、そして、2回目がこの更年期です。
この2回は(更年期も)男性にもあるわけですが、
女性の場合は、妊娠・出産の時期にも大きな嵐を経験しますので、
人によってはもっと回数があることになりますね。

ホルモンのパターンが大きく変化するそれらの時期には、
自律神経が大きく影響を受けます。
自律神経にはホルモンをモニターしコントロールする
役割があるので、そうなります。
自律神経が影響を受けた結果、
一見ホルモンの働きとは関係なさそうなことまでもが、
大きく狂ってくるのですね。
要するに「脳が混乱している状態」とまとめることもできるでしょう。

ホルモンの「新しいパターン」のもとで体全体のシステムが動くことに
脳が慣れていく。これにはある程度の時間がかかります。
それまでの間、心身問わず色々な反応が現れる、
というワケです。

Hyacinth
《緑香庵のヒヤシンス》

思い返せば、中学生くらいの頃、
まさしくその嵐の中にいたことが、今になって理解できます。
実に情緒不安定で、自分でも苦しかったのを憶えています。
そのころは、そういうことに関する知識もなければ、
教えてくれる人もいませんでした。
うまくコントロールできないのは自分の人格のせいだと思い、
自己嫌悪に陥ることもままありました。

そして人生第二の嵐にのぞもうとしている現在、
そのころよりだいぶ知識も経験も増え、
精神的にも図太くなりました。

先輩たちのなかには
「アロマがいつも身の周りにあったせいか、更年期も軽く済んだわ。」
とおっしゃる方も多くあります。
アロマテラピーが直接脳に働きかける力のあることは
今ではかなり知られていることです。
アロマとともに、どうこれからの数年を過ごし、
どんな着陸をすることができるのか、楽しみでもあります。

(この話題、次回へ続きます)






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