がまぐち工房舞々奮闘記

舞々の商品企画、生地やパーツ探し、たまには気分転換に京都をぶらり!

唐草柄

2009年06月22日 | 柄について
柄について「がまぐち工房舞々」ホームページにまとめようと、
以前にも一部を調べてこのブログで記載していたところを探そうとしましたが、
ブログのカテゴリーを分けていなかったためどこに書いたが分からなくなり不明、
書いたブログを1個1個さがすよりは、もう一度調べ直したほうが早いので、
調べ直しております。

そして調べたことの覚え書きにはブログがもってこいで、
今回はカテゴリーをしっかり作り、貯めていきたいと思っております。
柄や模様は訳や由来などがあって面白いですので興味のある方はお読み下さい。

まずは当店人気No1柄の唐草柄からです。



ドロボウの風呂敷といえば唐草柄と相場は決まっているようですが、この柄が風呂敷ではもっともポピュラーな柄なためです。
この唐草柄ほど歴史が古く世界各国で親しまれている模様はありません。もともと蔦の葉や茎やつるを意匠化したものですが、それに花や実なども織り交ぜ、やさしく華やかな模様にしたものもたくさんあります。 心和む癒やし系の代表的な模様です。
我が国へは五世紀の古墳時代に大陸より伝えられました。
唐草など蔓(つる)草は生命力が強く、茎をどこまでも伸ばしてゆくところから、長寿、延命、子孫繁栄の象徴とされ、又からみつく、巻き取る等により吉祥紋とされ、婚礼など好んで用いられます。