さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト

さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト公式ブログです。会報やお知らせ、集会など皆様にお伝えしたい情報を掲載しています。

さようならニュースNo.119号を発行しました

2023年11月17日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
10月25日 さようならニュースNo.119号を発行しました。













10月6日 花角知事へ公約違反の三つの検証「総括報告書」への抗議と要請

2023年10月23日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 10月6日さようなら柏崎刈羽原発プロジェクトのメンバーで県庁の原子力安全対策課へ花角知事宛ての抗議と要請文を提出してきました。
 抗議は、花角知事が3つの検証総括委員会を開かずに県職員に報告書まとめさせ、それを柏崎刈羽原発の再稼働の議論の材料にすると述べたことです。知事は3つの検証が終わってから、柏崎刈羽原発の再稼働の是非ついて、県民の信を問うと述べていました。しかしながら知事は、3月に検証総括委員会を消滅させ、最終的な総括検証を行わないまま、柏崎刈羽原発再稼働の議論を始めいくとしたことは、明らかに公約違反あり、許せません。私たち県民の安全・安心を確保するために専門家よる検証委員会を設けていたのに、それを行わなかったことは私たち県民の命と暮らしが守れるどうかの議論がされなかったことになります。
 要請事項は、4月に私たちが、1500人強の署名簿を添えて、①避難と被曝のシミュレーションを行うこと。②専門家と県民による検討委員会を立ち上げて、避難計画について、徹底的に議論し、県に提言を行うこと。3つの検証の中で、最も重要な積み残し課題となっているこの2点を要請してきました。






8月26日 汚染水海洋放出反対街頭行動を行いました

2023年10月23日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 政府と東京電力は8月24日に「関係者の理解なしにいかなる処理水の処分を行わない」との約束を反故にしてALPS処理水の海洋放出を開始しました。この一方的なやり方に業業者や私たち国民、諸外国は納得していません。ALPS処理水とはいえ、トリチウムは除去できず、他の放射性物質も取り切れずに放出されています。このような一方的で、地球を汚す行為に反対するため、チラシ撒き行動をアオーレ長岡前でやってきました。
 岸田首相は、このことを廃炉と福島の復興のため先送りのできない課題と述べましたが、廃炉のためのデブリ取り出しはその方法さえ手探りの状態である。まだ先の見通しが何もないのに、漁業者や諸外国の反対を押し切って汚染水海洋放出を強行した先に何があるのでしょうか?汚染水は、ALPSで処理してもトリチウムは除去できません。また、内部被曝で様々な健康被害が指摘されているセシウム、放射性ヨウ素、ストロンチウムなどは、取りきれずに一部は放出されてしまいます。こうした有害物質の生き物に与える影響はまだ分かっていません。
 岸田政権と東京電力は、世界の海に重大な影響を与えることについて十分な検討と議論を行わずに、強行することは決して許されることではありません。そしてこの決断が、何の将来の見通しもないまま行われており、将来どのような影響が出るのか、全く見通せません。このような決定方法は将来に禍根を残すものであり、今すぐ撤回し、安全な処分方法について、じっくりと検討することを求めます。



さようならニュースNo.118号を発行しました

2023年10月23日 | 会報
8月6日さようならニュースNo.118号を発行しました。少し遅くなりましたが、ブログに掲載します。












さようならニュース NO.117号を発行しました

2023年07月06日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 5月21日さようならニュースNo.117号を発行しました。少し遅くなりましたが、ブログに掲載します。
 通常国会において岸田政権は、憲法9条無視の敵地攻撃能力の保持と軍事費倍増、原発全面推進へ転換するGX関連法、マイナンバーカード強制、難民強制送還を可能にする入管法の改悪、内容を後退させたLGBT法案など悪法を数の力で次々に成立させてきました。正に民主主義の破壊がまかり通っています。
 また、花角知事は三つの検証委員会の要と言える総括検証委員会を開かないまま、検証報告書を県職員に取りまとめさせると表明しました。それぞれの検証委員会で様々な課題を検証してきたにもかかわらず、それらの課題を横断的に束ねる検証総括委員会を開かないとはどういうことでしょうか?今までの真剣な議論をないがしろにし、県民の期待を裏切ることは、知事の職責が問われるものです。
 東電は柏崎刈羽原発で様々な問題が発覚し、原発を運転する会社としての適格性が問われています。しかし、その体質が改まることがないことが次々に起こる不祥事で証明されています。また、原発を再稼働させると電力料金は本当に下がるのでしょうか?料金改定で本来計上するべき経費が抜け落ちているので、原発を再稼働する方がむしろ電気料金は上がっていきます。
 そのような様々な問題を掲載しています。県民の安心した暮らしを守っていくためにも、再稼働阻止の運動を広めていきましょう。

さようならニュース NO.116号を発行しました

2023年02月23日 | 会報
 岸田首相は、2月10日に「GX実現に向けた基本方針」を閣議決定しました。昨年の夏以降岸田首相はGX推進会議を立ち上げ、原発を将来的に縮小し、再生可能エネルギーに置き換えていくエネルギー基本計画を変えて、原発推進に大きく転換させていく方針を打ち出しました。この間政府は、国民の反対の声を無視して、強引に原発推進政策を決定し、国が前面に立って再稼働を進めて行くとしました。既存原発は頻発するトラブルや電力会社の度重なるルール違反、避難計画の不備などで、再稼働などおぼつかない状況にあることを無視して強引に推し進めることは本当に危険極まりないことです。
 東電は柏崎刈羽原発の取り組み状況について、1月末から2月にかけて県内5会場で説明会を開いてきました。しかしながら全社で改善を図ってきたとの説明と同時に3号機の審査書不正提出については、所長自ら軽微なこととして隠蔽体質を変えようとはしませんでした。そして、東電は政府の原発指針姿勢を受けて、7号機の再稼働に向けた具体的な動きを始めています。東電本社の福田常務は地域の声をしっかり受け止めて会社を変えていくと説明しましたが、説明会では、県民の声を聞くだけ聞いて、何も変えようとしない回答ばかりで、本当に残念な気持ちになりました。
 県の避難検証委員会で、原発避難計画の実効性と被ばくのシミュレーションは取り組まれてきませんでした。実際に事故が起きた場合、私たちは安全に避難できるかどうかの検証なしに再稼働を認める訳にはいきません。引き続き「原発避難の課題」検討委員会の設置を求める県民署名を行っていますので、署名用紙を事務局あてに郵送して下さるようお願いします。
 今年で福島事故から12年になりますが、避難者の抱える問題は解決されていません。私たちは福島事故の問題を自分たちのこととして、私たちの暮らしをどう守っていくのかを考えていく必要があります。そのため、3月25日(土)に長岡市社会福祉センター「トモシア」で震災と福島原発事故でふるさとに帰れなくなった人たちを題材にしたミュージカル「バックトゥザフーちゃんⅡ」のDVD上映会と避難者の声を聞く会を開催します。多くの皆様の参加をお願いします。

「原発避難の課題」検討委員会の設置を求める県民署名を始めます

2023年01月11日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 新年あけましておめでとうございます。
 昨年夏に岸田首相は、原発を徐々に減らしていくエネルギー基本計画があるにもかかわらず、老朽原発の廃炉年限の撤廃、既存原発の再稼働、老朽原発の建て替え、新型炉の開発と一気に原発推進方針を打ち出しました。このことについて国民的議論がほとんど行われないまま、国が前面に立って一方的に進めて行くというやり方は、強権的であり認められません。
 県では福島第一原発事故を踏まえた三つの検証委員会が開かれてきましたが、原発事故における安全な避難に関する検証委員会は、昨年9月に課題の整理のみで閉じてしまい、避難計画の実効性に関する議論が行われませんでした。避難検証委員会は約5年にわたり、様々な角度から原発避難に関する課題検証を進めてきましたが、最も重要な課題は、避難計画の実効性があるのかないのか、なければ実効性をどうやって確保するのか?また、原発事故時に避難計画に沿って避難した場合にどれだけ被ばくしてしまうのか? の2点です。このことが検討されないまま、原発が再稼働されることは、県民の命や財産を危険にさらすことであり、絶対に認められません。
 そのため、まだ行われていない①原発事故時の被ばくシミュレーション、②避難計画の実効性を議論 を行うための検討委員会の設置を求める県民署名を開始することにしました。本署名に県民の多くの皆さんから賛同を頂けるよう、皆様のご協力をお願いいたします。

主催:県民署名実行委員会(略称) 一次締め切り 3月15日
署名提出先:〒949-8204 新潟県中魚沼郡津南町谷内3162-2 小木曽 茂子 気付

さようならニュース NO.115号を発行しました

2022年11月21日 | 会報
さようならニュース NO.115号を発行しました。
 9月に臨時国会が開会されましたが、岸田首相は旧統一教会との関係をあいまいにした答弁を繰り返し、閣僚の辞任の他、国会では様々な問題が噴出しています。
 一方で岸田内閣はロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー、経済危機に乗じて原発の再稼働、原則40年寿命の撤廃、新増設、新型炉の開発など一気に原発の推進に方針を転換しました。しかしながら、老朽化した原発はトラブルを続発し、老朽原発の運転がいかに危険ものか如実に示しています。また、ロシアによるウクライナの原発攻撃は原発が戦争の現実的脅威であることを明確にしました。
 こうした状況で原発を推進することは、国民生活の安全ないがしろにするものであり、到底受け入れることはできません。最終ページに岸田政権の新・原発推進政策に反対する緊急全国署名をつけていますので、皆様のご協力をお願いします。(署名簿の宛先は署名用紙に記載のとおりです。)
 県は9月に避難検証委員会が検証報告書をとりまとめたことから、11月から県内4か所で説明会を開いています。1回目の長岡での説明会で県の事務局は県民の不安や疑問にまともに答えようとせず、県民に寄り添う姿勢は全くありませんでした。いったい誰のためにこうした検証の取り組みをしたのか全く分かりません。私たちは県がこの問題に真摯に取り組むことを求めていく予定です。














当地における太陽光発電導入についての学習会

2022年10月16日 | 他団体お知らせ
「長岡・自然エネルギーを考える会」の10月例会が10月23日(日)に開催されます。今回のテーマは長岡市における太陽光発電導入であり、我が家の太陽光発電・蓄電池システムの実例をお話しさせていただきます。雪国であっても太陽光発電導入は全く問題ありませんので、興味ある方は是非ご参加ください。

日時:10月23日(日)午後2時~4時まで
場所:長岡市宮栄3丁目 「宮内コミュニティーセンター分館」
参加費:資料代100円

9.3 第24回避難検証委員会開催される

2022年09月12日 | お知らせ
 9月3日に表記の検証委員会が開催されました。
 今回で検証委員会は終了することとなり、検証報告書について最終の議論が行われました。
検証報告書(案)については、若干の修正意見があり、それを受け入れる形で取りまとめられることになりました。
 その後、各委員の所感が述べられ、検証委員会は終了しました。
 委員の皆様長い間お疲れさまでした。
 本検証委員会は当初福島第一原発事故を踏まえて避難計画の実効性について徹底的に議論するとしてスタートしましたが、知事が米山知事から花角知事に交代後本検証委員会の役割が原子力災害時の避難における課題の抽出・整理に変更され、本検証委員会で避難計画の実効性の議論は行われなくなりました。そのため、検証報告書は課題の整理のみにとどまっており、避難計画の実効性の議論が行われていません。今後この残された課題を誰がどうやって検証していくかが私たちに残された課題となっています。