さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト

さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト公式ブログです。会報やお知らせ、集会など皆様にお伝えしたい情報を掲載しています。

原発再稼働反対で立ちあがる

2022年05月03日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
  原発再稼働反対で「新潟の新しい未来を考える会会長」の片桐奈保美さんが立ちあがりました。
  新潟をロシアのウクライナの原発攻撃のような脅威にさらさせてはならない。一旦事故が起きれば逃げる手段はない。
 このように危険な原発を再稼働させず、県民の生命、財産を守り、子供たちの未来のために強い思いで決意しています。

さようならニュース NO.111

2022年03月30日 | 会報
さようならニュースNo.111号を発行しました。
「原発再稼働させない柏崎刈羽の会」が作成した避難計画の問題点、矛盾点を分かりやすく解説したパンフレット「私たちは避難できるのか」を同封しています。















Agenda(アジェンダ)で特集「STOP! 原発・気象危機」が発行されています

2022年03月19日 | お知らせ
 季刊誌「Agenda」(アジェンダ)で原発・気象危機の特集が組まれています。
 全国の原発問題の現状や取り組み、状況などについてインタビューや報告文が寄せられています。また、現在の気象変動対策の問題点や今後の展望についても特集されています。
 柏崎刈羽原発をめぐる状況について私の方から寄稿させていただいています。書店で発売されているとのことです。また、取り寄せ等については、ホームページhttps://www.facebook.com/agenda.project/を見ていただくようお願いします。アマゾンでも取り扱っているそうです。

発行元:アジェンダ・プロジェクト 発売:星雲社 定価:660円(税込み)

第21回県避難委員会開催

2022年03月18日 | お知らせ
3月14日に第21回県避難委員会が開催されました。傍聴してきましたので、概要を報告します。


 議論は被ばくに関する考え方を中心に行われた。佐々木副委員長は避難の際にどれくらい被ばくするのかシミュレーションを基に議論すべきと述べたが、関谷委員長はこの委員会の役割は課題整理であり、シミュレーションは専門家でやるべきと述べ、佐々木副委員長の意見を否定した。県事務局はそれに応じてこの委員会ではシミュレーションはやらない。この委員会で(避難計画の)実効性の確認もしないと述べた。
 佐々木副委員長は、避難と被ばくのシミュレーションは、避難計画の実効性を検証する上で死活的に重要と述べたが、県の担当者は検証委員会の役割は課題整理だけだと言って、被ばくの議論の必要性を否定した。県の検証委員会がスタートしたときに避難検証委員会の役割として、福島第一原発事故を踏まえて、『避難計画の実効性等を徹底的に検証する』と明記されていたが、県の事務局はその目的を課題整理のみと勝手にすり替えて、避難計画の実効性について議論することは求めていないと対応を変えてきている。関谷委員長も県の言い方に呼応して避難計画の実効性についての議論に入らないように議事運営している。
 これでは何のための避難委員会なのか。花角知事が検証委員会の役割を、ただの課題整理だけに抑え込むのであれば、原発事故時に県民の安全が守れるかどうかの検証ができなくなる。そのことを知事に問うていく必要がある。

6号機の杭の損傷問題について

2022年03月03日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 昨日の新潟日報2面の記事に原子力規制委員会が柏崎刈羽原発6号機の大物搬入建屋の基礎杭が損傷した問題で、東電が2月24日に発表した原因分析に疑義を示したと報じた。3月2日に行われた委員会の定例会合では、複数の委員が東電の原因分析内容が不十分であると疑義を表明した。以下記事参照。


 また、東電の原因分析を発表した2月24日の柏崎刈羽原発所長の所感と資料について、私が読んで感じた問題点を箇条書きにしました。東電は6号機の杭の損傷だけに問題を狭めて考えようとしていることが、報告内容から伝わってきましたが、この問題については、7号機の大物搬入建屋が誰にも知らされないうちに取り壊し、建て替えられていたことや、兵庫県南部地震以前の設計の杭に設計時の2倍の地震力が加わった柏崎刈羽原発の杭は本当に大丈夫なのか?現場の確認は社員が行わずに請負業者に全部任せる東電のずさんな企業体質はどうなのか?多くの疑問が浮かんできました。以下その内容をまとめてみました。6号機の杭の損傷の問題はこう言った大きな問題についてしっかりと検証していく出発点だと思います。



講演会:”地球温暖化CO2説”は本当か?のご案内

2022年02月20日 | 他団体お知らせ
講演会:”地球温暖化CO2説”は本当か? が3月12日(土)に開催されます。

 本講演会は以前にさようならプロジェクトの会員であり、十日町市の森林総合研究所に勤務していた農学博士の村上茂樹さんが熊本へ転勤し、その地で開催を呼び掛けているものです。会場は熊本市ですが、オンライン(Zoom)で参加できますので、お知らせします。
 開催日時:3月12日(土)13:50~16:30(13:20より受付開始)
 Zoom参加方法:チラシの左下のQRコードからアクセスできます。
(3月10日までに1000円を入金する) 



 講演会のテーマは、チラシに記載されているようにCO2が地球温暖化の主原因とされていることに疑問を呈し、CO2削減のための政策について掘り下げて考えるものです。

柏崎刈羽原発6号機大物搬入建屋基礎杭の損傷問題について

2022年02月03日 | お知らせ
柏崎刈羽原発6号機大物搬入建屋基礎杭の損傷問題について

 この問題は、昨年の11月に発覚しましたが、東電は8月にこの問題を調査し、把握していました。
 この杭の破損は、2004年7月に発生した中越沖地震の短期振動のパルス波と呼ばれる地震波で発生したとみられ、原発構内の同様の杭支持構造物も同じような損傷を受けている可能性があります。
 東電は、他の構造物は地上部分は損傷していないので調査は行わないとしていますが、6号機大物搬入建屋の地上部も損傷していませんでした。6号機のこの施設はたまたま耐震補強工事を行うことになっていたので、この問題が発覚しましたが、他の構造物も杭が破損していれば、次に発生する地震で、大規模な損壊が発生する可能性が否定できません。柏崎刈羽原発構内の施設は徹底的に調査を行うべきです。

さようならニュース NO.110

2022年02月03日 | 会報
さようならニュースを発行しました。2022年1月22日

Zoom講演会その2「再稼働待った!東海第2原発裁判に学ぶ」開催

2022年01月12日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト

 11月23日開催Zoom講演会その2「再稼働待った!東海第2原発裁判に学ぶ」の報告

 茨城県の東海第二原発の再稼働差し止めを求めた裁判は、2021年3月水戸地裁で判決が下され、「原発避難計画及びこれを実行する体制が整えられているにはほど遠い状態で、住民の人格権侵害の具体的危険がある」として東海第二原発の運転を認めない判決を下した。

 この裁判は、原発事故の際の住民の避難計画や避難を行う体制が整っていないことをもって、原発の運転を認めない画期的な裁判であり、この裁判を闘う住民運動を作り上げてきた原告団共同代表の大石光伸氏にZoomで講演を行っていただきました。講演の後、県内で原発避難の問題に取り組んでいる皆さんや全国各地で原発避難の問題に取り組んでいる皆さんから参加していただき、議論を深めることできました。

 この裁判において、原告団は福島第一原発事故における避難や被害の実態を丹念に調べ、裁判に書面で提出するとともに、裁判で言い続けた。それと同時に避難計画の実効性のなさを事細かに調べ、住民の避難がいかに困難か訴え、避難計画の実効性がなく、30㎞圏内に暮らす96万人の避難がいかに困難かを訴えた。

 今回の講演会と議論は、前回の女川原発避難計画訴訟もそうであるが、原発から30㎞圏内にある自治体は、原子力災害に備えた避難計画を策定することになっているが、実効性のある避難計画を作ることは極めて困難であること。それにもかかわらず、国主導で、実効性の有無についての検討や議論を行わずに計画だけを作り、その計画ができたことをもって、原発再稼働への流れが作られていく過程の問題点を真正面から問いただすものであると思われた。

 今回の講演会の東海第二原発訴訟は第一審で避難計画の実効性のなさをもって、運転を認めない判決が下されたが、地元住民の運動によって避難計画の問題点を明らかにし、地元自治体担当者と懇談を行い、実効性ある避難計画が作れないことを確認してきたこと。そして何よりも福島事故によって避難せざるを得なくなった人達や、地域そのものが崩壊し、自然を汚染し続けていることの実態を訴えたことにより、福島事故のような事故が二度と起こらないように裁判所が判断を下したものと受け止められている。

 私たちは今回の講演会と議論で得られた教訓を私たちの地域に生かし、柏崎刈羽原発の再稼働の流れを止めるように取り組みを進めて行く必要があると思います。報告が遅くなりましたが、次回のさようならニュースで、今回の講演会の詳しい報告を行います。


さようならニュース NO.109

2021年11月02日 | 会報

さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト 会報

「さようならニュース NO.109」

2021年10月31日発行