3月14日に第21回県避難委員会が開催されました。傍聴してきましたので、概要を報告します。
議論は被ばくに関する考え方を中心に行われた。佐々木副委員長は避難の際にどれくらい被ばくするのかシミュレーションを基に議論すべきと述べたが、関谷委員長はこの委員会の役割は課題整理であり、シミュレーションは専門家でやるべきと述べ、佐々木副委員長の意見を否定した。県事務局はそれに応じてこの委員会ではシミュレーションはやらない。この委員会で(避難計画の)実効性の確認もしないと述べた。
佐々木副委員長は、避難と被ばくのシミュレーションは、避難計画の実効性を検証する上で死活的に重要と述べたが、県の担当者は検証委員会の役割は課題整理だけだと言って、被ばくの議論の必要性を否定した。県の検証委員会がスタートしたときに避難検証委員会の役割として、福島第一原発事故を踏まえて、『避難計画の実効性等を徹底的に検証する』と明記されていたが、県の事務局はその目的を課題整理のみと勝手にすり替えて、避難計画の実効性について議論することは求めていないと対応を変えてきている。関谷委員長も県の言い方に呼応して避難計画の実効性についての議論に入らないように議事運営している。
これでは何のための避難委員会なのか。花角知事が検証委員会の役割を、ただの課題整理だけに抑え込むのであれば、原発事故時に県民の安全が守れるかどうかの検証ができなくなる。そのことを知事に問うていく必要がある。
議論は被ばくに関する考え方を中心に行われた。佐々木副委員長は避難の際にどれくらい被ばくするのかシミュレーションを基に議論すべきと述べたが、関谷委員長はこの委員会の役割は課題整理であり、シミュレーションは専門家でやるべきと述べ、佐々木副委員長の意見を否定した。県事務局はそれに応じてこの委員会ではシミュレーションはやらない。この委員会で(避難計画の)実効性の確認もしないと述べた。
佐々木副委員長は、避難と被ばくのシミュレーションは、避難計画の実効性を検証する上で死活的に重要と述べたが、県の担当者は検証委員会の役割は課題整理だけだと言って、被ばくの議論の必要性を否定した。県の検証委員会がスタートしたときに避難検証委員会の役割として、福島第一原発事故を踏まえて、『避難計画の実効性等を徹底的に検証する』と明記されていたが、県の事務局はその目的を課題整理のみと勝手にすり替えて、避難計画の実効性について議論することは求めていないと対応を変えてきている。関谷委員長も県の言い方に呼応して避難計画の実効性についての議論に入らないように議事運営している。
これでは何のための避難委員会なのか。花角知事が検証委員会の役割を、ただの課題整理だけに抑え込むのであれば、原発事故時に県民の安全が守れるかどうかの検証ができなくなる。そのことを知事に問うていく必要がある。
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