今日は吉村恵さんと佐田山千恵さんの町イタ・コンサートで市民フォーラム。町イタ初登場の佐田山さんは、なかなかの本格的なソプラノで、ロミジュリの夢に生きたい、ジャンニの私のお父さん、ある晴れた日に、と聴かせた。声量も、表現も豊かで、蝶々夫人を2度やっているのも頷ける。吉村さんとの花の二重唱は美しく切なかった。その吉村さんは町イタ、２年ぶりとのこと。ぼくは初。夫君の岡坂さんと歌ったときはスケジュール . . . 本文を読む
今日は何と、鳥木弥生さんが町イタコンサートに来てくれました。何もかも華やかでカッコいい。スター、って表現がこれほどぴったりくる歌手はいない、って思った110分。まず感動したのはプログラム。メゾの魅力、ズボンと母性と魔性を、堪能させてあげようと考えてきてくださったこと。衣装までそれぞれのステージに用意するプロ意識。柴田さんや観客の反応に即座に対応できるインスピレーションは真のディーバにしてエンタ . . . 本文を読む
今日は小野寺光さんと工藤翔陽さんの町イタ・ジョイントコンサートで市民フォーラム。この2人は昭和音大の同期で、3年前の昭和音大オペラ・ファルスタッフに出演したのをぼくは観て、名前を覚えた。小野寺さんは今年1月の藤原フィガロがとっても良く、工藤さんは一昨日の立川オペラで成長を感じたが。今日のコンサート、工藤さんはラフマニノフの歌曲やヴェルディ海賊、小野寺さんはドン・カルロなど、意欲的に取り組んだ作 . . . 本文を読む
今日は高橋宏典さんと鈴木椎那さんの町イタ・コンサートで市民フォーラム。安保さんが高橋さんを町イタに連れてきたのは昨年末の12月。それが先月の、ぼくは観れなかったがルチアでもうエンリコの機会を与えられた。柴田さんに認められたのだろう。ぼくは東京国際コンクールで1位になったことを知っていて、期待してその12月のデュオコンにいき、美しいバリトンだと気に入った。今日も良かった。ソロではトスティとフィガ . . . 本文を読む
今日は刈田享子さんの町イタ・コンサートで市民フォーラム。四季折々に開催される“日本の心を歌う”。今回は「冬」。刈田さんはFBに、今まで知らなかった曲やステージでは初めて歌う曲も選んだこと、それぞれの曲を調べてみると色々と面白い発見があった、と書いていた。誰もが知ってて喜びそうな、冬にまつわる曲だけじゃなく、自分にとっての新しい作品を発掘し、(柴田さんが明かしたところによれば)土屋麻美さんと熱心 . . . 本文を読む
今日は町田イタリア歌劇団の紅白歌合戦で市民フォーラム。1時に開演しての3時間半。楽しかったし、コロナに明け暮れたこの1年の日々が重なり、感慨も深かった。出演した26人の歌はいつになく熱かったから。理不尽にも突然出演機会を奪われた彼らの無念、怒り、日々の苦闘を、ぼくは聴きながら考えていた。でもこの日々は彼ら歌い手だけでなく、ぼくら聴き手にも堪えた。で、ぼくらには音楽が必要なんだって、強く思ったよ . . . 本文を読む
今日は町田イタリア歌劇団の「ノルマ」を市民フォーラムで観て、いま飲みながら思い出してて。さて何から書けばいいか。先ずは柴田さんおめでとう、か。町田のようなオフブロードウェイで、椿姫やボエームじゃなく、ノルマをやったてこと。今日市民フォーラムに詰めかけた150人のおばちゃんやおじちゃんが、ベリーニのオペラ・ノルマに歓喜したってこと。これって、すごいことだよ。ぼくはカラスの映像は観たことはなくて、 . . . 本文を読む
今日は珍しく予定が重なってバタバタ。お昼にテニスをして、これから町田イタリア歌劇団のコンサートを聴くところ。そのあと大倉山でメサイヤの練習。安保克則さんは久しぶりだったし、高橋宏典さんは先日コンクールで入賞したばかりだから、是非とも聴きたくて。その高橋さんは、鐘が鳴ります、木兎、レスピーギ最後の陶酔、セビリヤ何でも屋。土屋さんが母親、失礼、姉貴のような(笑)暖かい眼差しでサポート。重厚ではなく . . . 本文を読む
今日は井出壮志朗さんの町田イタリア歌劇団コンサートで市民フォーラム。コロナ禍で小野寺光さんらとのフィガロは1月に延期になり。カルメンは二瓶純子さん、市川宥一郎さんの別組を鑑賞したので、井出さんとはニアミスが続いて。町イタの歌合戦やコンクールで聴いた時の印象はあまり残ってなく、しっかり聴いたのは今日が初だったけど、藤原で抜擢されてる理由がわかった。口開けの紅葉で、なんと美しいバリトンだろうと。そ . . . 本文を読む
井上雅人さんが３ヶ月ぶりに町田イタリア歌劇団に来るというので。市民フォーラムへ行ったら、ビッグなサプライズが待ってた。今日は盟友、小瀧俊治さんのバースディ。この日すみだトリフォニーで予定していたリサイタルがコロナ禍で中止。気落ちした小瀧さんのために、柴田さんに話を持ちかけて実現したコンサートで。その小瀧さんが弾いたショパン、ラフマニノフ、リスト、ドビュッシーは素晴らしく、ぼくは聴きながら、ピア . . . 本文を読む