今日はバッハコレギウムジャパン定演「モーツァルト・レクイエム 」でオペラシティ。
優人マエストロでソリスト陣は森麻季さん、藤木大地さん、櫻田亮さん、ドミニク・ヴェルナーさん。
すごかった。
自分では一度歌い、歌とものコンサートも何度か聴き、CDも何枚も。
でもこんな演奏は聴いたことがない。これがモーツァルトのレクイエム なんだ。
荘厳にしてダイナミック、繊細でスリリングで美しい。
合唱をしているすべての若者たちに聴かせてあげたい。このモーツァルトの最高傑作を。
ソリストも素晴らしかった。とりわけおそらく初BCJの藤木さん。先月のジュリオ・チェーザレで聴いたあの美しいカウンターテナーをBCJで聴くのはよかった。
優人マエストロのモーツァルトはバッハの時の“ご機嫌なBCJサウンド”とは違って、深い精神性、感情の起伏、心の陰影を感じた。
前半のモーツァルト39番もBCJのコンサートでは聴いたことがないものだった。
このあとはヨーロッパツアーとのこと。
いつもと違うホールと違う聴衆に刺激をうけるBCJは、いつも以上にすごい演奏をしてヨーロッパの人たちを驚かせるだろう。
