今日は10時過ぎにホテルを出て、昨日行けなかったオペラ座からリンクを右方向に歩くことにしました。
気温は昨日より2、3度低めですが、今日も陽がでていて爽快。
こちら方向には歴史的建造物があまりないので、観光客の姿はほとんどなく、数分で市立公園の入り口。
色づいた木々に、水鳥がたくさん集まっている池を囲むベンチで、くつろいでいる人たちを見ていると、こちらまで穏やかな気持ちになってきます。
公園を出てしばらく行くと、旧陸軍省のすごい建物があり、向かいが郵便貯金局。写真を撮ってちょっと歩くとドナウ運河です。
遊覧船を見ながら運河沿いに歩いて三本目の橋があるところで左折、リンクの中に向かって歩くとあっという間に王宮が見えてきます。
地図で確認すると、なんと旧市街、リンクの中って狭いんでしょう。
昨日はケルトナー通りが銀座って書きましたが、そこから左に入ったグラーベン通りやコールマルクト通りの方こそ銀座というべきでした。グッチやシャネルといった高級ブランドがズラリと並んでいます。
その一角に見えたペーター教会にたくさん人が入っていくので追随。内部も立派で前の人に習って椅子に腰を下ろすと、やがてミサが始まります。退出するのもKYなので、見よう見まねで起立、合掌、家族の安全をお願いしつつ最後までいました。
小腹が空いたところで、チェックしていたレストラン、ミューラーバイスルを探して名物のグラーシュを食べました。ハンガリーから入ってきた牛の煮込み料理ということですが、ぼくにとってはビーフシチュー。とっても美味しかったけど、口に合いすぎて、異国の名物料理とは思えないのが、不満といったら可笑しいか。
店を出てシュテファン寺院の前に来ると、騒々しい人だかり。近寄ってみると酒の入ったサッカーチームのサポーター集団。たぶんゲームが勝利したので奇声をあげていたのでしょう。
もう一軒チェックしていたレストランの場所を確認などしながら歩き回ると、リンクの中はほぼわかったというか、感じが掴めました。
ウィーンの旧市街って、本当に狭いエリアに歴史や文化が集積しているんですね。
これでもう旧市街は案内できます。
と納得したところでもう4時近く。オペラ座から地下に潜ってホテル近くのスーパー。ビールと水を調達してホテル着。
ビールを飲みながらこれを書いてるところ。
6時になったら着替えてオペラ座に向かいます。
