Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

合唱や旅行、オペラ・コンサートの感想等を書いています。

森谷真理さんはN響オペラティックコンサート

2021-04-10 21:51:00 | 森谷真理
今日はN響の「俊英指揮者と名歌手によるオペラティックなコンサート」でサントリーホール。
お目当ては森谷真理さんだけど、先日の立川でのカラフが強烈だった福井敬さんもたっぷり聴けると期待膨らんでた。指揮は三ツ橋敬子マエストロ。

いっとき何年か前、週末に予定がないとNHKホールに出かけて自由席でよく聴いた時期があった。でもあまり感動することがなくて辞めてしまったのだが、NHKホールの安席のせいだったのだろう。
そう思ったのは、昨年神尾さんのバーバーを聴きにいったのが芸術劇場ですごく良かったから。それからまたN響を聴きたいと思った。
今日最初の魔笛の序曲は弦がとても美しく、タイスの瞑想曲は素晴らしかった。さすがのコンマス。やはりN響はすごい。

福井さんはタミーノ、コシのフェランド、イドメネオ、ウェルテル、ピンカートン。
前半ではフェランドがよかったがコシでのイメージはあまり湧かず。ウェルテルのイメージは湧いたが、ちょっとパワフル過ぎる感じ。
ピンカートンは文句なしに素晴らしかった。カラフと同じくらい得意なんだろう。観たいと思った。

森谷さんはパミーナから。夜の女王を封印してやるんならパミーナってことなのか。
で、コシはフィオルディリージですか。
イドメネオのエレットラ、すごい。サロメが好きな役だと言ったの思い出した。
タイスはもっとすごかった。次のゲキジョウシマイをマネスのプログラムにしたのわかる。
そして蝶々さん。福井さんとやったらすごいだろう。観たい。
ぼくは宮本亜門の蝶々夫人を見損ねていて、いまだにそれを思い出しては悔しがってる。
でもよく考えればそんなもんじゃなく、琵琶湖の神々の黄昏もローエングリーンも観てない。

でも森谷さんのチャレンジはまだまだ続くだろう。
今日歌った演目もいつか観れるはず。
楽しみにしていよう。
今日も素敵なコンサートで、素晴らしい夜になった。

























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