


7月5日、点滴のかいあって、リンの数値が上がったので、無事退院しました。
3日間、連続で点滴を受けていたそうです。その他、エコーやレントゲンも撮ってもらったようですが、悪いところは見つからなかったみたいです。
なぜ、リンの数値が下がったか不明なので、「とりあえずご飯以外のものは一切あげないでください。また土、日、月のうちに来てください」ということで、「土曜日に行く」と返事をしました。
他にも外注検査に出されていた結果の一部や尿検査の結果を伝えてくださいました。
尿検査の結果、蛋白尿は出ておらず、こちらは一安心。もしも蛋白尿が出ていたら、それを押さえる薬が必要になるということでした。
もうひとつの上皮小体に異常があるかどうか、がんがないかどうかの検査の結果の一部が出ていて、そこではイオン化カルシウムの値が参考基準値内でしたので、血中カルシウムが高いことについては深く気にしなくて良いということでした。
で、土曜日に出かけたのですが、車に乗せたら、ハァハァ言い出しました。暑いのかと思って、クーラーを入れ、飼い主は寒いからひざ掛け使用です。
それなのに「ハァハァ」は止まりません。これは緊張から来ているなと思ったのですが、どうしてやることもできず、おまけに白髭神社あたりに行く前から込みはじめ、9時に家を出たのに、もう9時40分。
凛太郎のハァハァも激しくて、人間の過呼吸みたいになっています。こんな状態が2時間も続いたら、心配でたまらん、病院には11時には来て欲しいと言われていましたので、この込み方では到底無理。
病院に行くのはあきらめてUターン。
病院までは家から約2時間かかります。北陸自動車道と名神を使えば、1時間30分ほどで着くのですが、最近ちょっと懐具合に陰りがあるので節約しています。
道の混雑は、土曜日だったせいか、あるいは大雨の影響でどこぞで通行止めになり湖西に車が流れてきたからか、渋滞がひどかったです。
Uターンしてから「もう家に帰るから」と言っても、耳に入っていないのか、信用されていないのか、助手席の隅、飼い主からできるだけ離れたところで頭を下げて、うなだれながらハァハァやっていました。
でも。家に帰り着いて、数分で素の元気な凛太郎に戻りました。
家に帰ってから、病院に今日はいけないことを電話で連絡したら「月曜日に来てください」とのことで、月曜日は2時に用事があったので、午後の診察時間に行く旨を伝えました。
さて、どうしたもんじゃろ。あれだけ緊張したら体に悪い、今度はハクも連れて行こう、道中楽しいことも盛り込もうと決めました。
今まで、数軒、動物のお医者さんに行っていますが、あんなに行く前から緊張する凛太郎は初めてです。
前回、病院に置いていかれたのが、よほど堪えているのでしょうね。かわいそうに。飼い主だって分離不安な日々でしたから。
そして、月曜日。飼い主も検査の結果が悪かったらどうしようかと思うと、緊張します。昼ごはんは、やっぱり砂を噛むような感じになってしまいました。
この緊張がきっと凛太郎に伝わるんだろうなと思いながら、から元気を出しますが、きっとバレています。
ハクは自分のことでないせいか、しれっとしていました。
ハクは病院で震えたことがありません。よそのお犬様やお猫さまに興味津々です。
凛太郎の緊張も気になりますが、月曜日は天気良すぎで、暑い。それも心配の種。エアコンを効かせても、日差しが強いので暑いものは暑い。
午後4時からの診察ですが、あまり早くに家を出ても暑いだけだし、途中で散歩するのも、まだ道が熱い、いろいろ悩みながら、2匹を乗車させて、3時を過ぎてから出発しました。
途中、琵琶湖大橋の米プラザにより、芝生の上を散歩させ、ソフトクリームを買って、3人で仲良く食べました。
凛太郎も緊張が溶けて、アイスくれくれモードでギャンなき。
ご飯以外はあげないでと言われていたのですが、楽しいことが必要と、付属のスプーン3杯ほどあげました。
楽しいことを済ませて、病院に向かって出発。
途中居眠りするほどリラックス?していた凛太郎ですが、近づくに連れ、再びハァハァ言い始めました。
「ハクも一緒やし大丈夫!」と対して励ましにならない言葉をかけながら、頭を撫でようとしたら、拒否されました!
「撫でてなんかいらん!嫌なことしてるくせに!」という感じです。
撫でようとした手を頭でかわした!
こんな態度初めてです。よほど嫌なんでしょうね。でも仕方ない。飼い主思わず口から出ました。
「母ちゃんかて、あんたの嫌がることはしたないけど、しょうがないやろ!」
しばらく無言の時が経ち、病院につきました。
受付をすませ、ワンズを車から下ろし、ハクも付き添いなので一緒に病院のガレージでしばらくウロウロ。歩いていると気が晴れるのか、あっちウロウロ、こっちウロウロ。でも抱っこするとブルブル震えています。
先生に呼ばれて、付添のハクも一緒に診察室へ。
前回残っていた血液検査の結果を知らせてもらい「異常なし」ということでほっとしました。
がんの疑いもなくなり、上皮小体の異常もないということでした。
この日のリンとカルシウムの血液検査の結果も、リンの数値があがり(まだ参考基準値内には到達していませんが)、カルシウムも下がっていてまずまずでした。
私が良かれと思ってあげていた、ミドリムシのサプリと、ペプチド化しているコラーゲンパウダーと毎日2粒あげていた冷凍ブルーベリーを3日間あげなかった結果です。
どれも、ほんのちょっとしかあげていなかったのですけどね。
どれが原因だったかわからないので、今後もその3つはあげないでと釘をさされました。(^ ^;Δ
リンが足らないので、「ご飯はとりあえず普通食で、本当はタンパク質を減らしたいんですけどね~」と先生。
「1ヶ月後にまた血液検査、尿の検査は2ヶ月後にしましょう」ということになりました。
病院ではロイカナの腎臓食を勧められたのですが、それにはBHAという酸化防止剤が入っていて、BHAは発がん性が疑われている酸化防止剤なので、飼い主としてはあげたくないものなのです。
だから抵抗して、酸化防止剤の入っていない療法食を食べさせていました。
先生曰く「ロイカナのご飯でリンが下がったコは今までいなかった」ということでした。
どれかわかりませんが、多分、飼い主が、良かれと思ってあげていたものに原因があるに違いないのでしょう。
初期の腎不全はあるものの、凛太郎は元気です。
病院を出て、気分転換にと少し散歩をしていたら、親子連れの方に出会い、ハクの年齢と凛太郎の年齢を伝えると「15歳とは思えないキレイな毛ですね」と褒めてもらい、飼い主デレっ。
毛艶もよくて、食欲も旺盛ですから、どこか悪いようには見えません。でもリンが0.9というのは、とても怖いことのようでした。
先生は「溶血が起こってなくてよかった」と言ってくださったのですが、溶血が起こったら、どうなるのかググってもちょっとわかりませんでした。
1ヶ月後、病院に行くまで、先生の指導を守り、今まであげていた「良かれと思って」はやめます。本音はブルーベリーだけはあげ続けたいのですけどね。
ではまた
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