ハクと暮らし始めて9周年です。推定年齢11歳になりました。
忘れそうでしたが、ギリで思い出すことができ、あわてて記念撮影をしましたが、もうグッスリのハクでした。
2010年3月に、当時パートで働いていた伊賀市の青山リゾートで犬収容車に収監される時に引き取りました。
それまで、通勤途中に何度か見かけていましたが、田舎にありがちな放し飼いかとなと思っていました。
でも、とうとうリゾートホテルにたどり着いてしまい、即、野犬としてホテルの人に認定され、保健所に連絡されてしまいました。
ハクと暮らし始めたころのことはコチラに書いています。
ハクと一緒に暮らし始めた頃は烏骨鶏も飼っていて、最初は隣家のおじさんに烏骨鶏がうるさいと大きな声で言われ、烏骨鶏は人に貰ってもらいました。
その後はハクがうるさいとよく怒鳴られるようになり、だんだんと飼い主はノイローゼ気味になりました。そして引っ越しを考えるようになり、翌年の2月末に高島市にきたのでした。
引っ越してすぐに3.11の東日本大震災。私はまったく揺れを感じず、その時は、ハローワークを目指して運転していました。震災を知ったのは帰ってきてTVをつけてから。
当時(今もですが)愛読していた「お留守番犬ホッピー」のご実家が田老町で、まるで親戚のおばさんみたいに無事を願って心が引きちぎれそうになっていました。
原発のことは深く考えず、新居はオール電化にしてしまい、あらためて原発のことを深く考えるようになりました。
福井県原発銀座の半径60km圏内で、何かあったらヤバイところです。地価もどんと下がりました。
ハクには、新居で一番高価な引き戸のついた玄関横に個室を作ってあげたのに、1年もたたないうちに室内犬になりました。ハクの作戦勝ち?
ハク部屋は今では物置。物置に一番高価な引き戸(TдT)
室内犬の地位を勝ち取ったハクは、飼い主が心配していた室内での粗相をすることもなく、男性や大きな音がコワイという過去の心の傷もだんだんと乗り越えたようです。
でも、未だに「こら~」と飼い主が猿に向かって叫ぶと、傍にいるハクがガタガタと震えだすという、大きなトラウマは消えていない。よほど幼少期に辛い過去を体験したのですね。
「コラッ」とか「コラ~~~」を言わないようにしようと思いながら、先日もつい庭に出た猿に家の中から「コラ~!!」と叫んで、ハクにコワイ目をさせてしまいました。
全身で震えていました。抱きしめて「ごめんな~。猿に言うたんやし。ハクに言うたのとちがうのやで」と言いましたが、震えはしばらく治まりませんでした。
伊賀市で約1年、こちらにきて8年、はじめは表情に乏しかったですが、今では不満顔は一人前にするようになってしまいました。
ハクの不満顔は、ちょっと人間的です。
飼い主は2匹と一緒に暮らせること、そばに居てくれてありがとうと心から思います。
最後は凛太郎の、久々にかわいい顔に撮れた画像です。ちょっとぶれてますけど^^;
ではまた
読んでいただいてありがとうございました。
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