平成から令和へあと数分になりました。
書き上がる頃には令和になっていることでしょう。
昭和から平成に変わる時は、当時の天皇陛下の病状が毎日のように報道され、「下血」という文字が印象深いです。
地方新聞社で勤務していた私は大きなイベントを前に控えていました。スタッフの一人がパンフレットの制作を待った方がいいと言われました。
なるほど、元号が変わるかどうかの瀬戸際だったので、ギリギリまで表紙の印刷を待とうということになったことを鮮明に覚えています。
結果、イベントの表紙には新元号が入りました。
当時は毎日馬車馬のように働き、死を悼むという心の余裕もありませんでしたし、象徴天皇への関心も薄かったです。
今回は早くから退位についての報道があり、国民はだいたい60歳で定年で、延長でも65歳というのがフツーになっているのに、おかわいそうにと思っていました。
少し前なら、天皇陛下にかわいそうと思うことさえOUTでしたでしょうし、ましてこういう文字にしてしまうことも憚れたように思いますが…。
お顔もステロイドを服用されているように思われます。
ご病気でありながら、ご高齢にもかかわらず、よく頑張っていただいたという気持ちになります。
だいぶ前のTV番組で祈りの天皇ということも見聞きし、ありがたいなぁと思ったものです。これも私自身が歳を重ねたからかもしれません。
ご退位されたあと、ごゆっくりされてほしいと心から思いますが、どうされるのでしょうね。
亡くなってご退位より、生きておられるうちに退位される方が、新しい元号を気持ちよく受け入れられます。
次の天皇は、こんなにご高齢になるまえに退位されて、ご自分の人生も楽しまれるような仕組みになればいいのになぁと。
災害列島、格差社会、祈りの天皇では解決できない問題が山積みの日本ですが、令和が良き時代となりますように。
平成のうちに書き終えました。
ではまた
読んでいただいてありがとうございました。
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