2001年12月に翻訳家の池田香代子さんが翻訳された「世界がもし100人の村だったら」。
本は持っていなかったけれど、ネットで知って、興味を持っていました。
池田さんが、こんな田舎町まで講演で来てくださるのを市政だよりで知り、日曜日の午前中という頭が最も働かない時でしたが、講演会を聞いてきました。
チェーンメールで100人村を知ったこと。
いままで全く無関心だった様々な活動に興味を持って取り組むようになったこと。
日本はとても恵まれたお金持ちの国であること。
一人一人の行動が大きく世界を動かすこと。
などなど、興味深いお話を伺えました。
グローバルに世の中を見るってことの大切さに、久しぶりに気づかされました。
日常生活を送っていると、ついつい、狭い視野で物事を考えてしまいがちだし、ちょっとしたことで劣等感を抱いたり、人を羨ましがったり…。
でもでも、いまの日本で生きているって、なんて恵まれているのだろうって素直に思えました。
ちょっぴり目線を広げることができたかな。
池田さんのお話の中に出てきたフェアトレード。
アフリカなどの貧困国では、国連の指導等のため判を押したようにカカオかコーヒーを作っていて、その結果、国際市場でだぶついてしまい価格が下落。すると大人の労働者が使えないから、安い賃金であるいは奴隷として子供を酷使するという悪循環があるそうで、それを断ち切るためには、子供を労働力として使っていないカカオのみを使用して作るチョコレートをフェアトレードで買って欲しいというものです。
フェアトレードhttp://www.peopletree.co.jp/という存在自体知らなかったのが恥ずかしい。
安さも大切だけど、そんなことを考えてチョコレートを選ぶことも大切だと思えました。
会場で池田さんのサイン入りの100人村2をゲットしてきました。
もっと勉強します。