さいあいの里

豊かな自然の力と触れ合いながら
  豊かな心と身体をとり戻していく里を目指して
   ♪ 畑を始めました ♪

養池を復活!

2021-05-29 | 畑にて
5月の初旬の畑では、日野菜人参小松菜がぐんぐん育っていました
野菜が増えていくと、次にメンバーで考えていく必要があったのは水やりでした。

畑に雨水を溜める大きめのケースを置きましたが、思うように雨水は溜まりません。
もっと効率的に雨水を溜める貯水槽を考えている時、[ 養池(やしないいけ) ]を復活させる提案を頂きました。

養池とは、畑にたくさんの水を必要とする暑い時期のために、昔の畑にあった池のことです
もちろん私たちは、養池が在ったことも知らなかったですし、その名前も初めて聞きました。

( 他の地域で在ったか? 在っても養池と呼んだか? 不明です )

養池を勧めてくださったのは、最初に畑を耕してくださった隣の畑の方です感謝
師匠に相談すると『では、養池を復活させましょう!』と言ってくださいました。
畑の持ち主の方からもOKを頂き、トントン拍子で養池を作ることになりました


掘って、掘って、掘って・・・

養池が在った場所に、柱・棟梁・若頭を中心として、[ 直径2m以上 ]の池を掘り始めました。

トントン拍子で作ることになりましたが、なかなかの力仕事でした


最初は、菖蒲の根などを切って取り除く作業も必要でした。

若頭が、力いっぱい一生懸命に掘り続けて、活躍してくれました


1時間以上かかって、養池の完成です

[ 深さ40cm ]程の池が出来上がりました

作業の途中からは、水が染み出してきているようでした。
半日くらい経った夕方、柱が、養池を見に行くと、既に5cmぐらい水が溜まっていたそうです



茄子を植えました〜

養池を完成させた後には、次の二種類の茄子を植えました。
[ 千両二号 ] ・・一般的な長茄子
[ 早生大丸 ] ・・賀茂茄子に似た丸茄子

予め師匠の茄子畑を見せて頂き、それに習って[ 約50センチ間隔 ]で植え付けました
また、風に負けないように、近くに[ 支柱 ]を立てて[ 麻紐 ]で茄子と結び付けました。

若頭女性陣で、一株ずつ丁寧に植えていきました

後日、[ 下田茄子 ]を植える予定の畑も、草の根や石を取り除きながら、整備しました。



今日も師匠から〜

師匠からは、完成した養池を見て、嬉しい言葉を聞かせて頂きました
『なんと〜!もう掘れたのか〜!
岩風呂できたな〜
養池に10センチ溜まったら充分やろう。』


また、これから暑くなる時期の水やりについて、
ジョウロでは少ないので、[ シャク ]を使って、茄子の根元にたっぷりの水をあげるよう教えて頂きました。

さらに、近くの[ きれいな水の流れる用水路 ]に連れて行ってくださり、
そこでも水を汲めることを、教えてくださいました

また師匠からは、水芹やスイバ(酸っぱい味がする草 )も、教えてもらいました
師匠と過ごしていると、どんどん自然界と仲良しになっていくように感じます感謝です

この日、初めて[ 小松菜の間引き ]をしました

日野菜もどんどん大きくなっています
間引きした日野菜は、女性陣が持ち帰り、色々な漬物を試しています。
またブログでも、紹介させて頂きます








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