2012年12月14日のブログ記事一覧-★～KIDのあれこれ雑記帳～★

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アウトドア愛好家・軍区立ち入り禁止エリアで遭難救助後中国語を話せないフリ日本語を話す――中国海南省

2012年12月14日 17時11分09秒 | twitter

2012年12月13日、東方網によると、12日の正午12時、アウトドア愛好家“JennyMable”は中国版ツイッター・Weibo上で「登山が楽しい」とつぶやいていた。5時間後、彼女は救助を求めるつぶやきを行った。その後の報道によると、このネットユーザーを含む二人のアウトドア愛好家が立ち入り禁止の札を無視して、海南島三亜小東湾の軍事立ち入り禁止エリアに侵入したという。また、このアウトドア愛好家らは救助された後、中国語を分からないフリをしたばかりか、軍事立ち入り禁止エリアに勝手に侵入したことを全く反省していないことに対し、多くのネットユーザーが怒りをあらわにしている。

このアウトドア愛好家は遭難した後、Weiboで救助を求める一連のつぶやきを行ったが、救出に時間がかかりすぎる、「三不管」（中国において、省・府・州県など地方行政区画が三つ接触しあう境界地域、どこも管轄しない地区）であるとの文句、さらには「私が知っている歌を全部歌い終えてしまったが、希望を捨てたくない、どうしてこんなに遅いのか」といったつぶやきを行っていた。

また、救助方面では軍艦やゴムボートが岸に着岸できない状況であり、消防隊員が山を七つも越えて彼らの救出に向かったという。

情報によると、このアウトドア愛好家二名は救助後「軍事立ち入り禁止エリア」の看板のもとに連れてこられた。
しかし、ずっと中国語でつぶやきを行っていたはずの女性は英語で中国語が分からないと言い、さらに日本語で「ありがとう」と言っていたという。

その後、自分の間違いを認識しているのかと問われると、この女性は「あそこは看板が立っているだけで、管理してる人もなく、誰も私たちを止めなかったから、私たちは中に入った。あなたたちこそ管理を強化するべきだ」と答えたという。

多くのネットユーザーたちは、この救出されたアウトドア愛好家の言動に怒りを表し、「彼らは国家の資源をムダにした」、「アウトドア愛好家の名声を壊した」とも言っている。あるネットユーザーは「もし、看板が見えなくて、侵入してしまったなら仕方がないし、救助が遅いという文句も当時の心境から理解できる。しかし、あとから外国人を装ったり、政府の管理が甘いと文句をいうのは、どういうつもりなのか？」と、このように批判している。

しかし、13日の午後、このアウトドア愛好家は自分の間違いを認め、Weibo上で「政府が各部門を手配しできる限りの助けを提供してくれたことに、深く感謝します！最後に皆さま対し、このような不適切なつぶやきを行い、ご迷惑をかけてしまい、重ねてお詫び申し上げます」とつぶやいている。

ちなみに遭難した男女は20代の若者で、男性は自分は女性と恋人同士だと言っていたが、女性は男性との恋愛関係を否定した。
二人は12日から13日の午前中にかけて、約17時間に渡り遭難し一昼夜飲まず食わずだったというが、比較的元気もあり、命に別状はなかったという。

救助された男性の名前は崔連孟といい、海南島の地元出身者、女性は馬小紅といい山西省出身だという。
女性によると、二人は普通の友人関係であり、友人から軍区立ち入り禁止エリアの景色は美しく、魚釣りをしたり、海を見ることができると聞いていたので、立ち入り禁止の看板を無視し、危険を冒してしまったと話している。