2012年8月14日、広州市の「羊城晩報」の報道によると、広州市番禺区清河総合市場で「ニセ手羽先」と思われるモノが売られているとの市民からの情報提供があったという。
記事によると、半月ほど前、広州市番禺区に住む古（グー）さんという男性が清河総合市場の肉屋で袋詰めにされた手羽先を購入したという。当時、売られていた手羽先はばら売り（18元/500ｇ、14元/500ｇ）の2種類と一袋25元の袋詰めのモノがあり、袋詰めの方が価格も安く量も多かったため、古さんは20元（約240円）で「山東●坊」（●＝三水に維）と書かれた生手羽先を購入した。
数日後、古さんの母親はその袋詰めの手羽先を料理し、約20分ほど煮て鍋から出した。
古さんは一口食べて、違和感を覚えた。かんでみると手羽先は弾力性があり、2、3回かんでもかみ切れず、しかも生臭かったのだ。吐き出してみると、鶏肉の中にはまだ血が滲んでいた。彼は火が通っていないと思い、手羽先を鍋に戻して約10分ほど炒めたが、皿に入れた手羽先の肉質は透明で、食べた感じも水を入れたかのようで、まったく飲み込むことはできなかった。
古さんは、すぐにネットで資料を検索し、多くのネットユーザーも「ニセ手羽先」を購入したことを知った。彼はすぐに皿の手羽先をすべて捨てたが、彼の家族は少し食べてしまい、翌日、お腹の調子が悪くなったが、幸い薬を飲んで大事にはならなかったという。
包装上の工場の携帯番号もウソ
古さんが購入したこのような手羽先は市場ではどのくらいの需要があるのか？
このほど、羊城晩報の記者が清河総合市場に潜入したところ、多くの肉類販売店で似たような手羽先が売られていた。
記者がＥ区の肉類販売店で手羽先を買うふりをしたところ、店主は親切に「ばら売りは18元/500ｇ、袋詰めは25元」と話しかけてきた。記者が山東産の袋詰めはあるかと訊くと、店主は一瞬止まって、記者に「家で調理するのか、それともバーベーキューにするのか？もし、家で調理なら、この種類は買わない方がいい」という。
記者がさらに理由を訊くと、店主は「この種類は品質が悪い」と答えた。記者がどうしても買いたいと言うと店主は仕方なく後ろにある大型冷蔵庫から数袋の「山東●坊」産の生手羽先を出し、「もし、たくさん買うならサービスする」と言った。店主が取り出した生手羽先はまさに古さんが買ったメーカーのもので、この袋詰めの手羽先の色つやは、ばら売りのものに比べて透明だった。記者が「この手羽先の色は変だけど、問題はない？」質問したところ、この店主は「安かろう、悪かろうだ。ずっとコレを売っているが、儲かるんだ。要らないなら仕方ない」と言い、手羽先をすぐに冷蔵庫に戻した。
5分後、記者は別の肉屋に向かった。店主は「この『山東●坊』産の袋詰め手羽先は、価格も安く、とても人気がある、基本的に一日数十袋は売れる」という。記者が近くの隅の方で観察していると、多くの店でこの種の袋詰め手羽先が多く売れていた。
記者が古さんが購入した手羽先の袋に書かれたメーカーの携帯電話に電話をかけたところ、電話に出たのは李さんという女性だった。
彼女はスーパーマーケットの店員であり、このメーカーの責任者ではないという。彼女は20数日前に携帯電話の番号を再発行したばかりで、自分の番号を他人に使用された可能性がある。
食用ゲルと水を注入した疑い
この種の手羽先はネットユーザーが言うように「ニセ手羽先」なのか？記者は冷凍手羽先を専門に製造している責任者と連絡をとり、詳しく判定してもらった。この責任者によると、現在、ニセの手羽先を製造するのにはコストが高く、所見では古さんが購入したのは「ニセ手羽先」ではなく、食用ゲルと水が注入された可能性が高いという。
彼の話では、現在、市場の手羽先のコストは33元/500ｇで、古さんが購入した手羽先の価格が低すぎることから、水を注入した手羽先の可能性があり、この種の手羽先は比較的ふっくらしていて、張りがあり、表面は氷が付いてて、色はピンク色ではない。
責任者は、古さんが買ったのは恐らく食用ゲルを注入した後、さらに水を注入したものではないかと見ている。
「この種の手羽先は一般的にファーストフード店や街と田舎の境にある市場に現れる。一部の悪徳販売者が手羽先に水を注入し、暴利をむさぼっている」
記事によると、この記者は広州市内の数ヶ所大型スーパーで調査を行ったところ、越州区東山口の「好又多」、天河「ジャスコ」と「広百百貨」では「ニセ手羽先」と思われる商品は売られていなかったという。
この件で冷凍手羽先製造業の責任者は、市民に手羽先を購入する時は大型スーパーで購入すべきと述べている。
写真は古さんが購入した調理前の手羽先
記事によると、半月ほど前、広州市番禺区に住む古（グー）さんという男性が清河総合市場の肉屋で袋詰めにされた手羽先を購入したという。当時、売られていた手羽先はばら売り（18元/500ｇ、14元/500ｇ）の2種類と一袋25元の袋詰めのモノがあり、袋詰めの方が価格も安く量も多かったため、古さんは20元（約240円）で「山東●坊」（●＝三水に維）と書かれた生手羽先を購入した。
数日後、古さんの母親はその袋詰めの手羽先を料理し、約20分ほど煮て鍋から出した。
古さんは一口食べて、違和感を覚えた。かんでみると手羽先は弾力性があり、2、3回かんでもかみ切れず、しかも生臭かったのだ。吐き出してみると、鶏肉の中にはまだ血が滲んでいた。彼は火が通っていないと思い、手羽先を鍋に戻して約10分ほど炒めたが、皿に入れた手羽先の肉質は透明で、食べた感じも水を入れたかのようで、まったく飲み込むことはできなかった。
古さんは、すぐにネットで資料を検索し、多くのネットユーザーも「ニセ手羽先」を購入したことを知った。彼はすぐに皿の手羽先をすべて捨てたが、彼の家族は少し食べてしまい、翌日、お腹の調子が悪くなったが、幸い薬を飲んで大事にはならなかったという。
包装上の工場の携帯番号もウソ
古さんが購入したこのような手羽先は市場ではどのくらいの需要があるのか？
このほど、羊城晩報の記者が清河総合市場に潜入したところ、多くの肉類販売店で似たような手羽先が売られていた。
記者がＥ区の肉類販売店で手羽先を買うふりをしたところ、店主は親切に「ばら売りは18元/500ｇ、袋詰めは25元」と話しかけてきた。記者が山東産の袋詰めはあるかと訊くと、店主は一瞬止まって、記者に「家で調理するのか、それともバーベーキューにするのか？もし、家で調理なら、この種類は買わない方がいい」という。
記者がさらに理由を訊くと、店主は「この種類は品質が悪い」と答えた。記者がどうしても買いたいと言うと店主は仕方なく後ろにある大型冷蔵庫から数袋の「山東●坊」産の生手羽先を出し、「もし、たくさん買うならサービスする」と言った。店主が取り出した生手羽先はまさに古さんが買ったメーカーのもので、この袋詰めの手羽先の色つやは、ばら売りのものに比べて透明だった。記者が「この手羽先の色は変だけど、問題はない？」質問したところ、この店主は「安かろう、悪かろうだ。ずっとコレを売っているが、儲かるんだ。要らないなら仕方ない」と言い、手羽先をすぐに冷蔵庫に戻した。
5分後、記者は別の肉屋に向かった。店主は「この『山東●坊』産の袋詰め手羽先は、価格も安く、とても人気がある、基本的に一日数十袋は売れる」という。記者が近くの隅の方で観察していると、多くの店でこの種の袋詰め手羽先が多く売れていた。
記者が古さんが購入した手羽先の袋に書かれたメーカーの携帯電話に電話をかけたところ、電話に出たのは李さんという女性だった。
彼女はスーパーマーケットの店員であり、このメーカーの責任者ではないという。彼女は20数日前に携帯電話の番号を再発行したばかりで、自分の番号を他人に使用された可能性がある。
食用ゲルと水を注入した疑い
この種の手羽先はネットユーザーが言うように「ニセ手羽先」なのか？記者は冷凍手羽先を専門に製造している責任者と連絡をとり、詳しく判定してもらった。この責任者によると、現在、ニセの手羽先を製造するのにはコストが高く、所見では古さんが購入したのは「ニセ手羽先」ではなく、食用ゲルと水が注入された可能性が高いという。
彼の話では、現在、市場の手羽先のコストは33元/500ｇで、古さんが購入した手羽先の価格が低すぎることから、水を注入した手羽先の可能性があり、この種の手羽先は比較的ふっくらしていて、張りがあり、表面は氷が付いてて、色はピンク色ではない。
責任者は、古さんが買ったのは恐らく食用ゲルを注入した後、さらに水を注入したものではないかと見ている。
「この種の手羽先は一般的にファーストフード店や街と田舎の境にある市場に現れる。一部の悪徳販売者が手羽先に水を注入し、暴利をむさぼっている」
記事によると、この記者は広州市内の数ヶ所大型スーパーで調査を行ったところ、越州区東山口の「好又多」、天河「ジャスコ」と「広百百貨」では「ニセ手羽先」と思われる商品は売られていなかったという。
この件で冷凍手羽先製造業の責任者は、市民に手羽先を購入する時は大型スーパーで購入すべきと述べている。
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