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重慶の女性 1万元かけて歯の美容 歯を削りすぎる――中国

2012年07月05日 12時23分32秒 | 気になるニュース
情報ソース:http://photo.msn.com.cn/c/47295.shtml#p1 



2012年6月、四川省重慶江北区に住む徐(シウ)さんは、重慶新時代美容医院に向かった。スタッフの勧めで、12本の歯にクラウン(かぶせ物)を施した。かかった金額は1万1980元(約15万円)。半月後、徐さんの歯茎に膿胞ができ、検査したところ、彼女の12本の歯は削られ1/3しか残っておらず、これが膿胞の原因だった。1万元もの大金をかけたクラウンを取り外し、治療後に新しくセラミックの歯を作るしかないという。



徐さんによると、今年の6月、夫が重慶新時代医学美容院の広告を見て、その中に3D生態美容クラウン美歯術が紹介されていたという。資料には「たった7日で美しい歯になれる。歯茎も傷つけない」と紹介されていた。6月5日、徐さんは病院のスタッフの執拗な勧めで、12本の歯に美歯術を施すことに同意した。費用は計1万1980元(約15万円)。当日、午後1時、「楊(ヤン)博士」という人物により美歯修復が始められた。クラウンをはめた翌日、徐さんは歯の痛みを感じ始めたという。

6月16日、徐さんは前歯の中間に膿胞ができていることに気づき、17日に重慶歯科大学付属口腔医院を訪れた。
医師は「歯を小さく削りすぎた。歯の神経を抜いて、セラミックの歯を作るしかない」と言っという。6月18日午前、徐さんは家族と一緒に重慶新時代医学美容院を訪れ、王(ワン)主任の手配の下、もう1人の医師が彼女に提案したのはクラウンを外し、洗浄した後、再度治療の方法を考えるというものだった。彼女は、クラウンを外した後、自分の上下の歯の大部分が削られていることに気がついたと話している。


徐さんは、歯がこんな風になっているのに気づいた後、自分が怪物になった気がして、鏡も見ず、毎日ボーっとして、涙を流している。
彼女は「イライラするようになり、夫とケンカばかりしている」と話す。この1カ月、明らかに1歳の娘とよそよそしくなった。彼女の友人は、「彼女は一回りも痩せ、気性も悪くなった。私たちも見ていて本当に心配だ」と言う。また、徐さんは極端な考えを起こしたが、家族の忠告で命を軽んずるような考えは消えたという。



現在、徐さんは臨時の仮歯を装着し、定期的に病院で治療を受けている。徐さんは「歯でしっかり噛むことができず、お粥しか食べられない」と言う。口腔専門家によると、徐さんの歯の神経は損傷を受けており、歯髄を抜いた後、歯が脆くなり、簡単に割れてしまい、すぐに喪失してまうので、セラミックの歯を作るしかないという。

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