アカペラな日々 - "Sakata Coro a Cappella" Since April 9, 2009

合唱団"Sakata Coro a Cappella"で指揮の傍ら作曲・編曲,たまに歌に励むOyaji。の活動&日常

先月に聴いた酒田混声・コールShion・鶴岡土曜会のジョイントコンサート

2016年06月24日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
5/29(日)だったか,酒田市民会館希望ホールで行われたコンサート。
酒田・飽海地区合唱フェスティバルの場所は取れないのに,会長の団体がこのコンサートの会場を押さえているのはさすがだ(苦笑)

この三団体,過去に酒混と土曜会がジョイントをしていた(私も歌った)うえ,最近は大御所となった土曜会の指揮者がShionを指導しているらしい縁で実現したようだ。

なんて前置きはどうでも良く..
酒混..もうラインベルガーだったとは思うが曲想とか浮かばないくらい平坦で平凡。
音楽って,もっと何かあるのでは?と問うべき演奏であった(辛口御免..)

Shion..昨年,とても良い演奏を聴き感動した。その前にはママさんコーラスの全国出場とのことで,今回も期待していた。
1小節で分かったが,ピッチの下がるソプラノは,どうしたのか(批判でなくクエスチョンに留めておく,怖いから)
福島の高校生が全国大会で一世を風靡した曲など取り混ぜていて「触るなキケン!」だったが「あぁやっぱり」仕方ないかな。
でも,それを先日の合唱フェスティバルでもやった(聴いてないけど)のは,ある意味すごい。

土曜会..圧倒的にドビュッシー(だけ)は良かった。
言うまでもなくドビュッシーの曲は,演奏を「上手」「下手」という2択しか与えない,まあまあ,とかがない。
軽やかさから心象とか,独特の世界が理解できるような演奏は文句が出ない。
ただし,他の聴衆に媚びるような選曲は,私にとって退屈でしかなかった。
2,3年前に聴いた三善はリズムが取れていなかったが,今回の三善は大小に懲りすぎ,詩の心が聴こえない。
全国を狙う合唱団としては,良しとは言えないものだ。

合同..土曜会の指揮者が振って「くちびるに歌を」ほか。
以前,酒田と鶴岡の爺さん合唱のジョイントで「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉を思い出したが,今回も言いたい1/2はそれだ。
件のソプラノがダダ下がり,酒田のベースもフライングありで,郡山で涙したこの曲が汚れてしまう気がしてならなかった。
2/2は,指揮者だ。
私が20代,彼が30代の頃は,軽やかにステップを踏むようで,アゴーギクにも優れていたが,今はディナーミク命な「御大」に変貌していた。
これ以上の話はない。

調子も回復基調な中..明日は合唱フェスティバル本番!

2016年06月18日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
いろいろと不調でお騒がせの中,合唱練習も,私が指揮者というのに,毎回,あぶら汗かきかき,言ってることとやってることが不一致だったりしながら,ついに明日の本番を迎えることに..

■平成28年6月19日(日)13:15開場,14:00開演
 わがSakata Coro a Cappellaは,3番目にて,おおむね14:20前には登場するものと思われる。
■場所は酒田市総合文化センター・ホール(酒田駅からマッツグ)
 「大ホール」「小ホール」とか,主催者側も怪しい説明だが,ここは「ホール」一つしかない。
■演奏曲目
1.Ave Maria(コダーイ Z.)
 *女声曲です
2."Funeral Music for Queen Mary(2)"から
 Man that is born of a woman(H. パーセル)
 *17世紀の曲でクリアな時代の英語詞
3.組曲「廟堂頌」から
 Ⅰ 大屋根(清水 脩)
 *真宗の委嘱による曲
4.緑の森よ(F. メンデルスゾーン)
 *独語の詩とは趣の違う「作詞」と言われる定番曲

私の歌わない1曲目は,曲に見合う趣向も凝らし,自信もあります(苦笑)

(注)開場時刻が半端なのは「早く来て,すぐ座りたい」という婆さんたちの圧力によるものです。
(私の話には耳も貸さない代表者も,同世代の婆さんたちには弱いらしい(大苦笑))