今日は息子のお友達のバースデーパーティでした。
インドアプレイグラウンドで開かれました。
別にお店の貸切とかではなく、フロアでは誰彼構わずみんなが普通に遊んでいます。
パーティの部屋はお金を払って時間で借りているはずで、
食べる時だけ、バースデーパーティに呼ばれている人たちが集まります。
それ以外の時は、みんなお店の中のどこにいるか分かりません。
途中、数分ほど、ディスコのようにお店全体を暗くして行われるダンスパーティも、
お店の人が一応「○○君ハピバースデー」とアナウンスしますが、
関係ない子供達もたくさん集まってきて、みんなで踊ります。
関係ある子が踊っていなかったり、その辺は全く適当です。
アメリカに来た頃は、インドアプレイグラウンドで遊んでいる時、
そういうダンスパーティがあると入っていこうとする我が子たちに、
「知らない人のバースデーパーティみたいだから、見ておくだけにしたら?」
などと言っていましたが、全くもって問題無し!なのです(^_-)-☆
今日の主役の子のお母さんも、
「何人来るか分からないのよ。
招待状出したのは◻︎人なんだけど、返事くれたのは△人だけだから。」
と言いながら、帰りに子供達に渡すお土産を用意しています。
「よくあることよ」
と言いながら、とりあえず招待状を出した人全員分のお土産準備に追われているお母さん。
私には、どっちの立場も考えられない…( ̄O ̄;)!
返事しない方も、返事もらえていないのにとりあえず準備しておく方も…(・・;)
私はきっちりしすぎているのかも…と、ここにいると、よくそう感じることに遭遇します。
みんなに渡すお土産、たくさん用意しすぎて余るんだろうな。
でもそこはアメリカ、余ったものは全部返品するのかな…。
インドアプレイグラウンドで開かれるバースデーパーティでは、
呼ばれた人は、インドアプレイグラウンドにお金を払うことなく自由に遊べる上、
親にまでピザなどの軽食とケーキが振る舞われます。
そこで、持っていくプレゼントは、主役が赤ちゃんだろうがなんだろうが、
500円とかそういう、”子供のバースデープレゼント”という感じではなく、
20ドル、30ドルくらいのものを用意するようです。
しかもそれを本人に直接渡すのではなく、
インドアプレイグラウンドの入り口に置いてあるカートに置きます。
これは、お店によっては、箱だったり、パーティの部屋の中のテーブルの上だったりします。
何組ものバースデーパーティが開かれるので、プレゼント置き場が幾つもあるため、
ちゃんと、自分の友達の名前が書かれたカートなり箱なりを見つけて置きます。
プレゼントはおそらくそのまま、主役の子の家族が持って帰ります。
さて、今日の主役の子はスターウォーズの大ファンらしく、
スターウォーズ一色の飾りつけでした☆
ケーキもスターウォーズ。
ケーキ自体はスーパーで頼んだらしいのですが、
上に乗せる人形はお母さんがオンラインで買ったものだと言っていました。
ところでこちらのパーティ。
「11時から1時」と招待状に書いてある場合、
まずは行ったら適当に遊びまくります。
全員来るのはきっと、11時半過ぎです。
12時くらいにお店の人のアナウンスで一応みんなパーティ部屋に集まり、ピザを食べます。
別に「いただきます」も何もないので、
配られた人から食べ始め、食べ終わったらまた遊びに部屋を出てしまいます。
「食べ終わったら」と言っても、全部きれいに食べるわけでもなく、
いらない分は紙皿と一緒にゴミ箱にポイッと捨てて、遊びに行ってしまいます。
「ご飯を食べる」という感覚があまりに違って、
こちらでは、「私はいらない」と言うと「あ、そうお?本当に?」と聞かれて終わりですが、
日本で「私はいらない」なんて言うと、主催者が気にして
「ごめんなさいね。これなら食べられるかな?」なんて気を遣ってくれたりしそうです。
唯一、なんとなく統率が取れている感じのパートは、
バースデーケーキにロウソクをつけてみんなで歌ってフーするところ。
それでも、数人部屋にいなくても誰も気にしません。
ケーキもピザと同じように、配られた人から食べ、
残ったら捨てて、終わった人から遊びに行ってしまいます。
この辺りでだいたい、時間的にもパーティはお開きのはずです。
初めてバースデーパーティなるものに呼んでもらった時には、
残したら失礼だと思って、体が溶けそうなほど甘いケーキを頑張って食べたものでした。
けれど、捨てることが別に失礼にあたらなさそうだと分かってからは、
全部食べるなどという無謀なことはしなくなりました。
それでも、「ケーキいらない!」と言って遊びに行ったまま部屋に戻らない我が子たちに、
「でも、お誕生日おめでとうのケーキだから、一応一口だけでも一緒に食べてあげたら?」
と言って部屋に連れ戻って少しケーキをいただいたのですが、
それも別に戻らなくても誰も気にしなかったかもしれない…と今日は思いました( ̄O ̄;)
一応、ロウソクフーの時は息子は部屋にいたわけだし。
まあその辺は、主催者の性格にもよるのですが。
そんなわけで、こちらのバースデーパーティに出ると、いかに私自身が、
「こうしないと失礼だよね?」
「ここはどうするべきなのかな?」
などという思考にがんじがらめになって生きてきていたことに気付かされます。
そんなこと一切考えず、こんな風にそれぞれが適当に動いててOKという感覚でいられたら、
もうちょっと人付き合いも楽に思えるのかな、なんて思ったりするのでした(^ ^)